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ある消防士に救われた幼い命。23年後に撮られた写真が感動的

ある消防士に救われた幼い命。23年後に撮られた写真が感動的
XavierDimples/Twitter

いまから20年以上前の1999年、カリフォルニア州のある火災現場で、1枚の写真が撮られた。

 

それがこちらだ。

 

 

生死の境をさまよった少年

 

消防士であるジェフ・オース氏の腕には、ぐったりとした少年が抱えられている。これは煙と炎に包まれた家から、当時2歳だったザビエル・ディンプルス氏が救出された直後のもの。

 

その後も救急車が到着するまで、人工呼吸などの救命処置が施された。

 

 

ディンプルス氏によると、このあと1カ月間も意識不明の状態が続いたそうだ。

 

23年後の姿

 

勇敢な消防士から救出されて23年が経ち、少年は一児の父となった。息子の年齢が当時の自分と同じ2歳となり、撮影された写真がこちらだ。

 

 

すっかり大人になったディンプルス氏と2歳の男の子。その横にいるのは、すっかり年を取ったオース氏だ。2021年に消防士の職を退き、現在はカリフォルニア州立大学でエマージェンシー・マネジメント・コーディネーターとして活動している。

 

実はディンプルス氏とオース氏は、事故の後にも親交を深めていたとのこと。

 

オース氏は、23年前の出来事を振り返り、こんなツイートを投稿している。

 

まったくもって、キミはファイターだよ。正直、あの日のキミにはビビらされた。結果にはめちゃめちゃうれしいと思っている。愛しているよ、ふたりともね。

 

Twitterに投稿された彼らの物語は、5万件を超えるいいねを集めている。(了)

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