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アメリカで、28歳の女が高校に通っていたとして、その後逮捕された。

高校1年生として学校へ通っていた

その高校とは、ルイジアナ州の町、BoutteにあるHahnville高校とされている。

逮捕されたのは、マーサ・ジェセニア・グティエレス＝セラーノ容疑者（28）。彼女は17歳の学生を装い、9年生（日本では高校1年生）として学校へ1年間通っていたという。

学校関係者は、「17歳と記録されている女子生徒が、実際には20代半ばの大人である可能性があるとの情報を得た」ことから調査を開始。

今年の5月29日には学校側が、保安官事務所へ調査結果を伝え、その後同容疑者を逮捕。6月13日には、母親のMarta Elizeth Serrano-Alvarado容疑者（46）と共に、記録改ざんの容疑で起訴されたそうだ。

「勉強がしたかった」

母親のSerrano-Alvarado容疑者は、不正なパスポートと出生証明書を使って、28歳の娘を2022-2023年度の間、Hahnville高校へ入学させたという。

高校への入学の動機は、英語や勉強を学ぶこと。セントチャールズ・パリッシュ保安官事務所も6月14日の会見で、次のように述べていた。

「英語に堪能になり、恐らくさらに教育を受けたかったのでしょう。それは誰もが共感できることだと思います」

またグティエレス＝セラーノ容疑者は学校で、勉強し、何の問題も引き起こしていなかったという。

しかしセントチャールズ・パリッシュ保安官事務所は、「残念ながら、彼女の決断であれ、母親の決断であれ、偽造した書類を政府に提出するのは間違った判断であることは確かです」と述べている。

容疑者らは中米・ホンジュラス出身とされ、偽の出生証明書は「本物」と同じように見えたそうだ。（了）

出典元：ABC News：28-year-old woman allegedly enrolls at high school as 17-year-old to learn English: Sheriff(6/15)