ガザ地区にある国連の学校も攻撃の被害に、少なくとも6人が死亡
ガザ地区にある学校が攻撃され、少なくとも6人が死亡し、死者数がさらに増えるとの見方が出ている。
国連が運営する学校に攻撃
攻撃を受けたのは、ガザ地区内のアル・マガジ難民キャンプにある、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校とされている。
国連によれば、この学校には約4000人のパレスチナ人が避難しており、また職員も働いていたという。
しかし攻撃により、建物が深刻な構造的被害を受け、6人が死亡。多くの職員も負傷し、死者数がさらに増えると考えられている。
The Secretary-General @antonioguterres condemned the attack on an @UNRWA school yesterday in Al-Maghazi refugee camp in📍#Gaza which killed at least six people.
He extends his sincere condolences to the families of the victims.
STATEMENT ⬇️https://t.co/GhuoulW1If pic.twitter.com/J0RXpVfqV3
— UNRWA (@UNRWA) October 18, 2023
「常軌を逸している」
UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長は、この攻撃について、次のように非難した。
「これは常軌を逸している。またしても民間人の命を著しく軽視している。 UNRWAの施設でさえも、ガザにはもう安全な場所はありません。少なくとも4000人がこのUNRWAの学校に避難している。彼らは、昔も今も他に行くところがないのです」
もっともUNRWAは声明でも、この攻撃が誰によって行われたのかは、明言していない。
🛑 At least 6 people were killed this afternoon when an @UNRWA school was hit in al-Maghazi refugee camp.
This is outrageous & it again shows a flagrant disregard for the lives of civilians.
No place is safe in📍#Gaza anymore, not even @UN facilities.
⬇️https://t.co/9yh38bCqvk— UNRWA (@UNRWA) October 17, 2023
ラファ国境検問所にも爆撃
一方、ガザ地区とエジプトの国境にあるラファ国境検問所にも、これまで複数回、イスラエル軍の攻撃があったという。
ラファ国境検問所は10月9日と10日に3回、イスラエル軍の爆撃を受け、その後閉鎖されたそうだ。
Israeli PM Netanyahu ordered the residents of #Gaza to evacuate, and then he targeted the sole available exit point with airstrikes.
Scenes from Israel’s targeting of the Rafah border crossing. pic.twitter.com/DMPDC711rH
— PALESTINE ONLINE 🇵🇸 (@OnlinePalEng) October 10, 2023
そして17日にも、再び攻撃にさらされた。
A blast near the Rafah Crossing on the border with Egypt pic.twitter.com/tMIU8I8a3U
— OSINTNic (@OSINTNic) October 16, 2023
エジプトのサメ・シュクリ外相は、BBCラジオに対し、次のように語っている。
「救援物資の安全な通路を確保するため、すべての国連機関と常に連絡を取り合っています。検問所の反対側(イスラエル側)からの安全な通行許可はまだ出ていません。イスラエルが南への移住を呼びかけるのは、水も電気も食料もない人々を放置するもので、国際人道法に完全に反しています」(了)
出典元:METRO:At least six killed after Gaza school hit by Israeli air strike(10/17)
出典元:ABC News:Israel-Gaza updates: Israeli forces preparing for ‘wide range of offensive plans’(10/17)