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アラン・ドロンの自宅から72丁の銃と3000発の弾薬を発見、警察が押収

アラン・ドロンの自宅から72丁の銃と3000発の弾薬を発見、警察が押収
X_@Telerama

フランス映画界のレジェンド、アラン・ドロン氏(88)の自宅から、数多くの銃などが見つかり、警察に押収された。

 

別の家で射撃練習場も発見

 

俳優のアラン・ドロン氏は映画『太陽がいっぱい』で世界的な名声を得て、『サムライ』や『ボルサリーノ』などのヒット作に出演してきた。

 

フランス警察は2月27日、アラン・ドロン氏の自宅を捜索。その結果、家から72丁の銃器と、3000発以上の弾薬が見つかり、押収したという。

 

またパリから南へ約135km離れた町、Douchy-Montcorbonにある家でも、射撃練習場が見つかったそうだ。

 

しかも検察当局は、ドロン氏には銃を所持できる許可は下りていなかったと述べている。

 

近年、健康状態が悪化

 

アラン・ドロン氏は2019年に脳卒中に見舞われ、また「別の深刻な病気」も患い、近年健康状態が悪化しているという。しかし「別の病気」が何かについては、フランスのメディアでは報じられていない。

 

ドロン氏が公の場に姿を見せたのは、2019年のカンヌ国際映画祭でのこと。この時、彼は「名誉パルムドール」を受賞したという。

 

2019年9月には、パリで行われた、友人であるジャン=ポール・ベルモンド氏の葬儀に参列したそうだ。

 

また昨年、ドロン氏の子供たちは、同居人の日本人女性、ヒロミ・ローリン氏に対して告訴状を提出。映画製作アシスタントの彼女が、父親に対して「モラル・ハラスメント」を行ったと主張した。

 

当時、ヒロミ・ローリン氏の弁護側は、その容疑をすべて否定したという。(了)

 

出典元:BBC:Alain Delon: Police seize 72 guns from French film star’s home(2/27)

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