歌手のリゾにセクハラ疑惑、2人の元ダンサーが訴える
アメリカ人歌手のリゾ(本名メリッサ・ジェファーソン)さんが、元ダンサーからセクハラなどの容疑で訴えられているという。
性的、宗教的、人種的ハラスメント
その元ダンサーとは、アリアナ・デイビスさんと、クリスタル・ウィリアムズさんだ。
彼女たちは、リゾさんが「アマゾン・プライム・ショー」に出演した後、一緒にツアーを回ったが、その後解雇されたという。
そして2人は、性的、宗教的、人種的ハラスメント、差別、暴行、不法監禁の容疑で、リゾさんを訴えたそうだ。
2人は、他のダンサーが怖くて声を上げられないと主張しており、同僚が苦しむのを防ぎたいと願い、この訴えを起こしたと語っている。
ストリッパーの胸を触るよう圧力
デイビスさんによれば、ヨーロッパ・ツアー中、自らの宗教的信条に反しているにもかかわらず、リゾさんによって、セックス・ショーに参加するよう圧力をかけられたという。
またデイビスさんは、今年の初めにオランダのアムステルダムで夜に外出した際、リゾさんがダンサーらをストリップクラブに連れていき、彼女に対してストリッパーの胸を触るようプレッシャーをかけたとも主張している。
さらに彼女は、リゾさんから「太った」とほのめかされたとし、舞台裏でダンサーを体重差別しているとも訴えている。
デイビスさんと、ウィリアムズさんは8月1日、3人目の元ダンサーであるノエル・ロドリゲスさんと共に、リゾさんと彼女のプロダクション会社、そしてダンス・キャプテンのシャーリーン・クイグリーさんに対して、セクハラや体重増加を非難する職場環境を作ったとして訴訟を起こしたという。(了)
出典元:BBC:Lizzo dancers Arianna Davis and Crystal Williams: ‘No one speaks out, they are scared’(8/3)