エレベーターの扉にリードを挟まれた子犬、窒息前に間一髪で救われる【動画】
飼い主がリード(犬用の引き紐)を持ち、エレベーターに乗り込んだが、扉が閉まったときリードに繋がれた子犬はまだ外に。そして、エレベーターは上昇を始める。
だが、子犬を悲惨な運命から救う一人の男性がいた。
間一髪の救出
米国テキサス州ヒューストン市に住むJohnny Mathisさん(27才)は、12月10日、こんなツイートをした。
僕はついさっき、一匹の犬を救った。飼い主のリードに引かれたその犬は、扉が閉まる前にエレベーターに入れなかった。僕が振り返ったのは扉が閉まった時で、エレベーターは上がり始めていた。リードを外すのはなんとか間に合った。
翌日、彼は、その一件が映った動画を投稿した。
!!!! pic.twitter.com/OL5NL0ZBzb
— Johnny Mathis (@Johnnayyeee) December 10, 2019
映っているのは、マンションの1階エレベーターホール。犬を連れた飼い主の女性がやって来て、エレベーターに乗り込む。中から入れ替わりに出て来たのは、地下駐車場から上がって来たMathisさんだ。
飼い主の女性が乗り込んだ後、リードに引かれた犬は何かに気を取られ、エレベーターに乗らない。リードは伸びるタイプなので、飼い主は気づかず、扉は閉まってしまう。
犬に飛びついたMathisさんがリードを外す間、エレベーターに引っ張られたリードが斜め上に伸びていくのが見える。
エレベーターの中から飼い主の叫び
海外メディアの取材を受けたMathisさんは、のちにこう話す。
彼女(飼い主)が乗った時、僕は子犬が可愛かったので見ていました。リードが長いと思いましたが、エレベーターには入るだろうと思ったんです。
(扉が閉まった時)反射的にリードを掴みました。犬の毛が長かったんで、金具を外すのにちょっと時間がかかりました。外れたリードを放すと、ビデオで見えると思いますが、天井の方に向かって飛んで行きました。
扉が閉まった直後、エレベーターの中から、飼い主の狂ったような叫び声が聞こえたとMathisさんは言う。
飼い主の女性はそのマンションに引っ越して来たばかりで、エレベーターの扉がそれほど早く閉まるとは知らなかったそう。
Mathisさんはマンションの管理室にこの一件を報告しに行き、そこで見たセキュリティカメラの映像を投稿した。(了)
出典元:Fox News:Texas man jumps to the rescue after dog gets leash stuck in elevator(12/12)
出典元:CNN:Video shows a man rescuing neighbor’s dog after its leash got stuck in elevator doors(12/11)