11歳の男の子がベンツを運転、具合が悪くなった祖母を自宅に連れ帰る
アメリカで、11歳の男の子が車を運転し、具合の悪くなった祖母を自宅へ連れ帰るという、信じがたい出来事が起きた。
外出中、突然具合が悪くなる
その祖母とは、インディアナ州で暮らすAngela Brewer-Layeさんだ。
彼女は先週、11歳の孫、PJ Brewer-Laye君と一緒にインディアナポリスの街の近所を歩いていたという。
しかし家から2.4kmも離れた地点で、Angelaさんは突然具合が悪くなり、視界に斑点が浮かぶという低血糖の症状を示したそうだ。
この異変に気付いたPJ君は、急いでAngelaさんの自宅へ戻っていき、Angelaさんは何とか交通標識に寄りかかっていた。
運転席にいたのは孫だった
やがてAngelaさんは、自分の車、メルセデス・ベンツが近づいて来るのに気づく。しかもよく見ると、運転していたのはPJ君だったという。
その後、PJ君はAngelaさんを車に乗せ、自宅へ戻ることに。そして低血糖の時に飲むブドウ糖の薬と、ピーナッツバターのクラッカーの袋を持ってきて、Angelaさんに手渡した。
やがて薬を服用したAngelaさんの症状は、その後収まったそうだ。
ちなみにPJ君はゴーカートを運転していたらしく、また祖父に頼まれて、庭で車を移動させたことも何回かあったとか。そのためかメルセデス・ベンツの運転も、プロのドライバーのように落ち着いていたという。(了)
出典元:11Alive:11-year-old jumps behind the wheel to save grandma suffering medical emergency(9/1)