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足の無い新婦が幸せを噛み締め、自力で歩く姿が素敵

足の無い新婦が幸せを噛み締め、自力で歩く姿が素敵
Facebook/Arvin Polinar Sumagang

結婚式の日、教会のバージンロードを歩いた29才の新婦が話題になっている。普通ならば珍しくないことだが、この新婦、Rosie Baborさんは、生まれつき両足がない。

 

他の人の結婚式と同じように

 

フィリピン・セブ市に住むRosie Baborさんは、3年間つき合っていた彼氏のMario Perezさんと、10月5日に結婚した。式の当日は車椅子を使う予定だったが、他の人と同じように式を挙げたいと思った彼女は、車椅子を使わず、教会の中央通路を自力で歩いた。その様子がFacebookに投稿されている。

 

This Is it 👰👰👰#RosieAndMarioWeddingDay

Arvin Polinar Sumagangさんの投稿 2020年10月5日月曜日

 

左手にブライダルブーケを持ったRosieさんは、右手と腰の部分を使い、通路の先に待つ新郎のもとに向かう。ウエディングドレスは、こうして歩けるように特別に作られたものだそう。

 

(教会がガランとして見えるのは、新型コロナウイルス対策のために出席者数が制限されているためだ)

 

地元フィリピンのメディア「Phillippine Star」も、写真をFacebookで公開している。

 

Philippine Starさんの投稿 2020年10月6日火曜日

Philippine Starさんの投稿 2020年10月6日火曜日

 

「小さな困難に打ち勝った」

 

結婚式の後でメディアの取材を受けたRosieさんはこう話す。

 

あらゆる面でパーフェクトな式を挙げたかったのです。そのためには、私自身が歩かなければいけないと分かっていました。(教会では)小さな困難に打ち勝っ(て歩い)たことで、その日がよりいっそう特別なものになりました。

 

新郎新婦の友人で、Facebookに動画を投稿したArvin Sumagangさんは、「彼女は自力で歩くことで夢を叶えた」と話している。また、新型コロナウイルスの影響で予定していた挙式が数回キャンセルされていたため、今回式を挙げられたことにも親戚一同が喜んでいるそうだ。

 

「Phillippine Star」によれば、Rosieさんが住む地区で結婚式は許可されているものの、出席者数は20〜30人程度に規制されているとのこと。(了)

 

出典元:The Western Journal:Woman Born Without Legs Ditches Wheelchair and Walks Down Aisle on Wedding Day(10/10)

出典元:MailOnline:Here comes the bride! Incredible moment woman who was born without legs walks down the aisle after ditching her wheelchair(10/8)

出典元:CTV News:Bride born without legs abandons wheelchair to make her way down the aisle(10/8)

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