LEGOがブロックで「ブガッティ」のレプリカを製作、その完成度がスゴイ!
デンマーク企業の「LEGO」が、本物そっくりのスポーツカーのレプリカを作り上げたとして注目を集めている。
100万個以上のブロックを使い製作
そのスポーツカーとはフランスに本社を置く自動車メーカー、ブガッティ・オトモビルが作っている「シロン(Chiron)」だ。
この車は約260万ドル(約2億9000万円)もする高級車と言われているが、LEGOのチームはこのレプリカを「LEGO Technic」のブロック、100万個以上使い製作。その重量は約1500kgに及んだという。
製作チームが費やした時間は合計で1万3400時間。念入りな作業を行ったためか完成度が高く、後部やドア、ボンネットもレゴのピースで本物そっくりに作られている。
またハンドルや座席周辺も下の写真のとおり。
5.3馬力を実現、実際に走行
さらに驚くのは、実際にこのレプリカが走るということ。とはいえエンジンを搭載しているわけではない。
使われたのは2304個に及ぶ、LEGOの「パワー・ファンクション・モーター」。これを組み合わせて5.3馬力を実現したという。
さらにドイツのWolfsburgにある、Ehra Lessienのトラックコースで6月に行われた試験走行でも、約時速18マイル(28km)に達したそうだ。
しかもこの時、ブガッティの公式テストドライバーで、以前ル・マンでも優勝したことのあるAndy Wallace氏が、試験走行を行ったと言われている。
その後、LEGOはこの成功を受けて、「LEGO Technicを使えば、人はリアルなものを作り上げることができる」とアナウンスしたという。
性能に関しては本物には近づけないが、確かにレゴのブロックでここまで作れるとは意外と言えるだろう。(了)
出典元:boredpanda:LEGO Builds Bugatti Chiron From 1,000,000+ LEGO Bricks, And This Test-Drive Video Shows Just How Epic It Truly Is