無呼吸症候群と診断された男性、睡眠時につける酸素マスクを「エイリアン」に改良
非常にグロテスクな呼吸用マスクを作ってしまった、SFファンの男性が注目を集めている。
医者から無呼吸症候群と診断される
その男性とはアメリカのアリゾナ州に住む、SF作家のJared Greyさん。
実は彼は以前、医者から「睡眠時無呼吸症候群」と診断され、眠るたびに酸素供給用のCPAPマスク(持続陽圧呼吸療養装置)をつける必要に迫られたという。
しかし眠る時にマスクをつけることは、彼にとって拷問にも等しいことだったそうだ。
The launch party was a tremendous success! Thank you so much to everyone who made it out, and even more thanks for buying my book! I'm so grateful for the support. You all really made my night. pic.twitter.com/anBzYB3Mab
— Jared Gray (@JaredIsGray) September 16, 2018
辛い経験を楽しもうと…
そこで映画『エイリアン』のファンだったGreyさんは、辛い経験を少しでも楽しもうと、マスクを改良することを思いつく。
彼は、寄生体を産み付けるエイリアンの中間個体「フェイスハガー」のレプリカを購入。約1週間かけて体や尻尾をくり抜き、そこに呼吸用のマスクや管を取り付けて完成させたという。それが下になる。
Greyさんはこの姿をツイッターなどSNSにも投稿しているが、これを見たユーザーの意見はやや否定的だ。実際に「気持ち悪い」や「不気味」といったコメントが寄せられている。
一方、気に入っている人もおり、「とってもクールね」や「私の娘は鼻マスクをしているけど、これを欲しがっていたよ」といった意見もあった。
またGreyさんによれば、マスクがあまりにもグロテスクで、誰も起こしに来ることはないため、ぐっすり眠れるという。
映画ではエイリアンのフェイスハガーが人間の顔に取り付き、体の内部に幼生を産み付けるという設定だが、コアなファンならではの発想といえるだろう。(了)
出典元:Jared Gray:Tinker Gnome: CPAP Facehugger(2018/5/28)
出典元:boredpanda:Doctors Tell This Man That He Needs To Wear A Mask To Help Him Breathe So He Turns It Into Alien Facehugger