USスチールの工場で爆発、2人が死亡、10人が負傷

アメリカのペンシルベニア州にある製鉄工場で爆発事故が起き、2人が死亡した。
コークス工場で爆発
爆発が起きたのは8月11日、場所はペンシルベニア州の町、クレアトンにあるUSスチール・クレアトン・コークス工場とされている。
その日の午前10時51分頃(現地時間)、工場内のバッテリー作業区域内で爆発が起き、その後複数の二次爆発も発生したという。
その際、瓦礫の下に人が閉じ込められ、2人が死亡、10人が負傷し、現在も捜索救助活動が続けられているそうだ。
A rescue operation is underway for people trapped under rubble following an explosion at a Pennsylvania steel plant, county officials said.
It’s not clear how many people are trapped from the blast at the US Steel Clairton Coke Works plant in Clairton. https://t.co/wW0te3EYBQ pic.twitter.com/6QssqJ9ied
— ABC News (@ABC) August 11, 2025
事故原因の調査を継続中
死亡した1人は、従業員のティモシー・クイン氏とされ、2人目はまだ身元が確認されていない。
負傷した10人のうち5人が重傷を負い、その後病院へ搬送されたが、容体は安定しているという。
また残りの5人の負傷者も病院へ搬送されたが、治療を受けた後、退院したそうだ。
USスチールの社長兼CEOであるデビッド・B・バリット氏は声明で、「関係当局と緊密に連携し、事故原因の調査に取り組んでいます」と述べている。
クレアトン工場では、毎日約1300人の男女の従業員が働いており、最大限の安全を心がけて業務を遂行しているという。
USスチールは日本製鉄によって買収計画が進められ、2025年6月18日に買収が正式に完了した。(了)
出典元:ABC News:2 dead, 10 hurt from explosion at Pennsylvania steel plant: Officials(8/12)