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「エア・カナダ」のパイロット、17年間も正式な免許を持たずに操縦

「エア・カナダ」のパイロット、17年間も正式な免許を持たずに操縦
X_New York Post

カナダの航空会社のパイロットが長年、適切な免許を持たずに操縦していたことが分かり、逮捕された。

 

偽のパイロット免許で操縦

 

そのパイロットとは「エア・カナダ」に所属する、オンタリオ州在住のジェフリー・ウォール容疑者(59)だ。

 

警察によれば、ウォール容疑者は2009年に機長に昇進して以来、17年間も不正な航空輸送パイロット免許で、旅客機を操縦していたという。

 

このパイロット免許は、機長として商用機を操縦するために必要な資格とされ、ウォール容疑者は6月8日、詐欺などの容疑で警察に逮捕され、その後起訴された。

 

空港で無作為に資格を確認中に発覚

 

捜査当局によると、ウォール容疑者の不正は、「プロジェクト・イカロス」と呼ばれる捜査の一環で発見されたという。

 

この捜査は昨年、トロントにあるピアソン国際空港で行われ、無作為に資格を確認している際、同容疑者の資格に異常が見つかったそうだ。

 

「エア・カナダ」は8日夜、ウォール容疑者が同社を退職したと発表。またプレスリリースで、次のように述べた。

 

「エア・カナダの全パイロットは、飛行能力を証明するため、6カ月ごとに義務付けられた定期訓練を受けており、12カ月ごとにカナダ運輸省認定のチェック・パイロットによる飛行チェックも受けています。しかし、適切な免許取得は航空業界の多層的な安全対策において不可欠な要素であるため、エア・カナダはこの件を極めて重く受け止めています」

 

カナダ警察当局は、今回の不正行為について、「まるで映画の脚本のようだ」とし、「家庭医の免許しか持たない医師が、脳外科手術を行うために病院に乗り込むようなものだ」と述べている。(了)

 

出典元:ABC News:Air Canada pilot arrested for flying without proper license(6/10)

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