恐怖におびえる乗客、飛行機の窓に入った亀裂をセロテープで応急措置していた!
インドで旅客機の窓にヒビが入っているのを乗客が発見し、驚くような方法で応急措置していたことが明らかになった。
座席の窓に亀裂があるのを撮影
乗客のHariharan Sankaranさんは、11月5日に格安航空会社「スパイスジェット」のSG8152便の機内にいたという。
その旅客機(VT-SYG)はムンバイからニューデリーへ向かう予定だったが、彼の座った席の窓には亀裂が入っていた。
しかもひびが入った箇所には、なんとセロテープが貼られ、応急措置をしていたそうだ。
Sankaranさんはその窓の写真を撮影し、その後ツイッターに投稿。「これが安全上の重大な懸念じゃない?」とコメントし、疑問を呈した。
窓が割れれば、乗客の生死に関わる
この投稿に対して、「スパイスジェット」側は素早く反応。スポークスマンは「安全性は自分たちの最優先課題である」とコメントした。
また航空会社側は、この事件についてすぐに社長に報告したとも述べている。
MailOnlineによれば、ある高度で飛行機の窓が割れることは、非常に危険で、時には生死に関わる事態にもなるという。
実際、もし高度1万フィートで窓が割れれば、飛行機は乗客に酸素を供給できなくなり、そのために客室内は加圧されることになるそうだ。
また外からの空気が恐ろしい速さで機内に流れ込み、その勢いが激しいために乗客が風に吸い込まれ、機外へ放り出されるケースもあるとしている。
窓に亀裂が入ることはあるのかもしれないが、セロテープではなく、もう少ししっかりとした安全対策をとっていただきたいものだ。(了)
出典元:MailOnline:Airline apologises after passenger takes photo of cracked cabin window ‘held together with sticky tape’(11/7)