襲われた愛犬の飼い主、マウンテンライオンに飛びかかり、顎をこじ開ける
アメリカでマウンテンライオン(ピューマ)に犬が襲われ、飼い主が救うために果敢に挑んでいったことが伝えられている。
10歳のミニチュア・シュナウザーが咬まれる
その出来事が起きたのは12月5日。カリフォルニア州の街、Simi Valleyに住む女性は、その日の午前2時頃(現地時間)、10歳になるミニチュア・シュナウザーの「Pumba」を外へ出していたという。
その時、女性は裏庭にマウンテンライオンを発見。「Pumba」は勇敢にも、身体の大きなネコ科の動物に向かい突進していったそうだ。
しかしマウンテンライオンは「Pumba」を攻撃。鋭い牙で咬み付いた。※下の写真は別の事件を伝えるものだが、同じ警察署が前日に通報を受けて投稿した。
MOUNTAIN LION SIGHTINGS AND PET ATTACKS IN THE CITYOn December 4, 2019, at approximately 9:53 p.m., Simi Valley Police…
愛犬を救おうと飛びかかるが…
女性はその様子を見て、マウンテンライオンの上に飛びかかり、その顎をこじ開けて、愛犬を救おうと試みたという。
その際に女性は指をケガしたと見られるが、それでもマウンテンライオンを殴り続け、その頭を膝蹴りし続けたそうだ。
しかし結局、「Pumba」はその場で死んでしまう。しかもマウンテンライオンは、今度は女性に向かっても唸り始めた。
このため女性は家に入り、Simi Valley警察に通報。警官が駆けつけた時には、すでにマウンテンライオンは消えていた。
飼い主の兄弟であるBrian Dさんによれば、女性は「Pumba」を自分の子供のように愛していたという。(了)
出典元:NYPost:California woman pried open mountain lion’s jaws in attempt to save her pet(12/6)
出典元:KTLA:Simi Valley Neighborhood on Alert After Mountain Lion Attacks Leave 1 Dog Dead, 2nd Injured(12/5)