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ISS内から空気が漏れ出していることが判明、原因箇所はいまだ特定できず

ISS内から空気が漏れ出していることが判明、原因箇所はいまだ特定できず
flickr_NASA on The Commons

国際宇宙ステーション(ISS)で、空気が漏れ出す事態となり、現在乗組員らにより漏出箇所を特定する作業が進められている。

 

ロシア棟内で漏出か?

 

実はISSでは数週間前から、空気が漏れ出しており、乗組員が原因箇所を特定しようとし続けてきたという。

 

しかし9月28日、ISS内の温度にも変化が見られ、空気の漏れ出る量が増えたと考えられたため、捜索が強化されたそうだ。(ただしこの時のデータは誤っていたと見られている)

 

その後、地上管制チームが、空気が漏れ出す箇所を分析。この結果、「Zvezda」と呼ばれるロシアのモジュール(棟)内にあるメインの作業エリアから漏れ出ていることが判明する。

 

乗組員に直ちに危険が及ぶことはない

 

このモジュールにはISSにおける生命維持装置が置かれ、また2人の乗組員の居住区にもなっているという。

 

ただし、まだ漏れ出た箇所が正確に掴めたわけではない。正確な漏出箇所をピンポイントで特定するには、更なる分析が必要だとされている。

 

NASAは現在の空気の漏れる割合からして、乗組員に直ちに危険が及ぶことはないと強調。同時に、進行中の乗組員の作業予定もわずかな「遅れ」にしかならないと述べている。

 

またCNNでも、漏れている空気の量は微量だと伝えている。

 

一晩中、漏れの原因を特定してきた

 

NASA宇宙飛行士でコマンダーのChris Cassidy氏、さらにロシアの2人の乗組員らはロシア・モジュール内のさまざまな場所でデータを収集するために、ロシアのセグメント(区画)へ移動するよう指示されているという。

 

そして乗組員は、超音波漏れ検知器を使用してデータを収集しながら、「Zvezda」の後部と前部の間のハッチ、そして他のコンパートメントやモジュールへの通路を1つずつ閉じたそうだ。

 

このような作業はこの1カ月以上の間に、すでに3回も行われており、乗組員は一晩中、圧力測定値を分析して、漏れの原因を特定しようとしてきた。

 

このような空気の漏出はこれが初めてではない。2018年8月には宇宙飛行士が、当時ISSにドッキングされていたロシアのソユーズ宇宙船の一部に2mmのドリル穴を発見している。(了)

 

 

出典元:BBC:Space station crew woken up to hunt for air leak(9/30)

参考:CNN:ISS、ロシアのモジュールで微量の空気漏れを確認(10/1)

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