なぜ起きた?「テスラ」のドライバーがドアを開けたまま走行、バスに衝突
イギリスで、ドアを開けたまま走行していたテスラの車が、その後バスに衝突するという、ちょっと信じがたい事故が発生した。
ドアを開けたまま走行
その事故が起きたのは8月14日、場所はロンドン北部の地区、Southgateの通りだという。
問題の車は「Tesla Model X」。その車のドアは「ファルコン・ウィング」と呼ばれる、上に開くドアになっているそうだ。
しかしドライバーは、そのドアを閉めるのを忘れて走行。やがてドアが、反対車線にいた2階建てバスに衝突し、窓ガラスなどを破壊した。その様子がこちら。
When motorists say “I was miles away” after they’ve just close passed you… pic.twitter.com/1Rs5v57dxH
— Rory McCarron (@CyclingLawLDN) August 15, 2021
最先端の技術が注がれる
もっともなぜ、このような事故がおきたのか?特に、ドアが閉まっていない場合、警告音が鳴らなかったのか、など原因はまだ分かっていない。
「Tesla Model X」と呼ばれる車は2015年に発売された電気自動車で、テスラ社の最先端の技術が注がれていたという。
実際に、この車にはレーダーとソナー・システムが搭載され、部分的な自動運転を可能にしているほか、ウイルスを除去できる「空気ろ過システム」や「生物兵器防御モード」を備えているそうだ。
また当然、ドアが開いている時には警告アラームが作動する。
ただ実は昨年、アメリカのユタ州でも、「Tesla Model X」を運転していた人が、ドアを開けたまま車庫に入ろうとして、壁にぶつける事故を起こしているという。(了)
出典元:MailOnline:How did they not notice? Driver of £100,000 Tesla forgets to shut one of its ‘falcon wing’ doors and smashes straight into a London bus(8/18)