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カブールで起きた米軍のドローンによる空爆で、幼い子供を含む10人が死亡

カブールで起きた米軍のドローンによる空爆で、幼い子供を含む10人が死亡
Twitter/Shafi Karimi

先日、アフガニスタンの首都・カブールの住宅街で、アメリカ軍によるドローンの空爆が行われたが、その際多くの一般市民が巻き込まれ、亡くなった。

 

過激派メンバーを乗せた車両を空爆

 

8月29日、カブールの住宅街で大きな爆発音が響き渡り、当初はロケット弾が建物を直撃したとも報じられていた。

 

しかしその後、これが「ISIS-K」とみられる過激派グループの車両を狙った、アメリカ軍によるドローン攻撃だと明らかになった。

 

この空爆では、自爆テロを試みようとする過激派メンバーを乗せた車両が爆破されたが、その際多くのアフガニスタンの一般市民が巻き込まれ、死亡したという。

 

幼い子供を含む10人が死亡

 

この攻撃で犠牲になったのは10人。その中にはZemarai Ahmadiさん(38・男性)と2歳になる娘のSumayaちゃん、息子の Zamirさん(20)とFaisal君(16)、Farzad君(12)も含まれていたそうだ。

 

Zemaraiさんの義理の兄弟であるNajibullah Ismailzadaさんによれば、空爆が行われた時、仕事から帰ってきたZemaraiさんを、子供たちが出迎えていたという。

 

また死亡が確認された男性、Ahmad Naserさんは元アフガニスタン軍で任務につき、アメリカ軍の通訳としても働いていたとか。

 

さらに他の犠牲者も、他国への入国が許可され、国外へ退避するため空港へ行く準備をし、連絡を待っていたそうだ。

 

「この残忍な攻撃は間違っている」

 

遺族の1人であるRamin Yousufiさんは、BBCの取材に対して次のように語っている。

 

「これは間違っている。残忍な攻撃です。間違った情報に基づいて起きました。なぜ彼ら(米軍)は私たちの家族を殺したのか?私たちの子供は?焼け焦げていて、体も顔も判別できません」

 

アメリカ軍は当初、この攻撃で犠牲者は出ていない模様だと述べ、テロリストを殺害し、自爆攻撃を食い止めたと成果を強調していた。

 

しかし、その後米中央軍の司令部は、多くの市民が亡くなったことを認め、声明を発表。その中で、「カブールでの車両への攻撃後、民間人が犠牲になったとの報告を受けている。何が起こったのかは不明であり、我々はさらに調査を進めている。罪のない人々が犠牲になる可能性があることを、我々は深く悲しんでいる」と述べた。(了)

 

出典元:METRO:Ten members of same family ‘killed in US drone strike’ in Kabul(8/30)

出典元:BBC:Afghanistan: US investigates civilian deaths in Kabul strike(8/31)

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