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スウェーデン人の漫画家が不可解な事故で死亡、過去にムハンマドの風刺画を描く

スウェーデン人の漫画家が不可解な事故で死亡、過去にムハンマドの風刺画を描く
Twitter/Selâmi Haktan

以前、イスラム教の預言者・ムハンマドの風刺画を書いた男性が、車の事故で死亡した。

 

犬の体とムハンマドを組み合わせた風刺画

 

その男性とは、スウェーデン人のLars Vilksさん(75)だ。

 

彼は以前、犬の体に預言者・ムハンマドの顔を組み合わせた風刺画を描き、脅迫を受けていたことから、警察の保護下に置かれ、暮らしてきたという。

 

しかし10月3日、文民警察官の車でスウェーデン南部の街、Markarydの近くを移動中、トラックに衝突し、死亡した。

 

この事故により一緒に乗っていた警察官2人も死亡。トラックの運転手はケガを負ったそうだ。

 

アルカイダも殺害を促す

 

Vilksさんが描いたムハンマドの風刺画が公開されたのは、2007年。当時はイスラム教徒がムハンマドを可視化したことを冒涜ととらえ、多くの批判が寄せられたという。

 

その後、当時イラクにいたイスラム過激派組織・アルカイダも、Vilksさんの殺害に懸賞金をかけたそうだ。

 

そして2015年、Vilksさんはデンマークのコペンハーゲンで開催された、表現の自由に関する議論の場に出席。その際、銃撃事件が起き、ディレクターが殺されたが、Vilksさんもターゲットにされていたと考えられている。

 

当初、警察は名前を公表せず

 

実は、今回の事故について、スウェーデンの警察は当初、亡くなった人物の名前を公表しておらず、Vilksさんのパートナーが新聞「Dagens Nyheter」に明かしたことで、彼の死亡が公になったという。

 

警察は当初、声明において、この事故がどのように起きたのかはまだ明らかになっていないとし、第3者がこの事故に関わっていることを示唆するものはない、と述べていたそうだ。(了)

 

出典元:BBC:Lars Vilks: Muhammad cartoonist killed in traffic collision – media reports(10/3)

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