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インドで井戸に落ちた少年、4日間に及ぶ救出活動の末に無事保護

インドで井戸に落ちた少年、4日間に及ぶ救出活動の末に無事保護
Twitter/पूर्णिमा

インドで井戸に落ちて、長い間そこで過ごさざるを得なかった少年が、無事救助された。

 

深さ24mの穴に落下

 

その少年とは、インド東部チャッティースガル州の町、Janjgir-Champa地区で暮らすRahul Sahu君(10)だ。※11歳との報道もある。

 

体が不自由だったRahul君は6月10日、深さ80フィート(約24m)もあるボーリング用の井戸(穴)に落ちてしまったという。

 

その後、500人態勢で、104時間以上に及ぶ救助活動が進められ、6月14日の遅くに、井戸から救出されたそうだ。

 

医師は注意深く容態を観察

 

14日の午前0時、Rahul君は病院へ搬送されたが、現在容態は安定しているという。

 

しかし医師は、食事や水分の摂取が制限されたためにかなり弱っているとし、注意深く観察していくと述べている。

 

また井戸の中の水や泥に長時間さらされたことで、皮膚にも異常が出た可能性があるそうだ。

 

Janjgir-Champa地区のジテンドラ・シュクラ氏は、悪条件の中で闘ったRahul君の精神を称えている。

 

実は、井戸の中には蛇や蛙がいたとされ、Rahul君はそれらに直面しながら、長い時間を過ごしてきたという。しかしこのことは当初、パニックを恐れた行政側が明らかにしてこなかったそうだ。

 

並行して穴を掘り、横穴でつなぐ

 

今回の救助作戦には、陸軍、国家災害対策本部、州災害対策本部、地元行政のチームが参加。Rahul君が閉じ込められた井戸と平行して深い穴(というより堀)を掘り、トンネルで2つの穴をつないだという。

 

 

しかし、岩場に深い穴を掘るのは、常に土砂の陥没という難題がつきまとい、また地下水の急激な上昇のリスクもあるため、救助隊は村人たちに近くの井戸から水をくみ上げてもらい続けたそうだ。

 

掘削機が穴を掘る作業を終えると、ドリルマシンを装備した地上班が、井戸に通じる横穴の最後の部分を貫通させる作業を行った。

 

ただ救助隊によると、最後の1.5フィート(約45cm)は堅い岩を掘るので特に難しく、どんなミスでも事故につながる可能性があったという。

 

しかしその後、見事Rahul君を救出。現場には多くの人が集まり、救助隊の活躍をたたえたそうだ。(了)

 

出典元:The Hindu:Boy trapped in 80-foot-deep borewell rescued after 104 hours in Chhattisgarh(6/15)

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