【ロシア】モスクワ近郊にある別のショッピングセンターで火災、破壊工作か?
先日、モスクワ近郊のショッピングモールが大規模な火災に見舞われたが、再び別のショッピングセンターが炎上した。
上空に濃い煙、1人負傷
そのショッピングセンターとは、モスクワ中心部から東へ数十キロ離れた町、Balashikha郊外にある「Stroyparkモール」とされている。
12日の朝に火災が発生したと見られ、上空に濃い煙が立ち上っている様子が確認されたという。
この火事で男性1人が負傷したと報告されており、消防隊などが消火活動にあたったそうだ。
ロシアの緊急事態省の声明によると、現場に最初に到着した消防救助隊は、「200平方メートルの面積の空き地でゴミが燃やされている」のを目撃したという。
Near Moscow a shopping mall “Stroypark” is burning pic.twitter.com/3XJx8HdKgd
— Giorgi Revishvili (@revishvilig) December 12, 2022
破壊工作との憶測が飛び交う
まだ、ゴミを燃やしたことが、ショピングセンターの火災の原因かどうかは分かっていない。
しかしSNS上では、破壊工作によるものではないか、といった憶測が飛び交っているそうだ。
実際、あるテレグラムのアカウントには「ロシアのショッピングセンターで最近、本当によく火災が起きているようだ。これらは妨害工作なのか…」というメッセージが投稿されていたという。
12月8日にもモスクワ郊外にある「Mega Khimkiモール」で、大規模な火災が発生していた。
しかし一方で、国際的な制裁措置によってロシア経済が圧迫されていることから、火災はモスクワ市内の競合他社による妨害行為ではないかとの見方も出ているそうだ。(了)
出典元:METRO:Another shopping centre in Moscow goes up in flames(12/12)