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タイ海軍の艦船が沈没、数十人の乗組員が行方不明【動画】

タイ海軍の艦船が沈没、数十人の乗組員が行方不明【動画】
Twittter/Elizabeth Vstx

先日、タイ海軍の船が沈没し、現在行方不明となった乗組員の捜索活動が続けられている。

 

100人以上の乗組員を救助

 

沈没したのは、タイ海軍に所属する「HTMS Sukhothai」。この船は、タイ海軍が所有するコルベット(フリゲート艦よりも小さめの艦船)の7隻のうちの1つだったという。

 

12月18日、「HTMS Sukhothai」は強い風と波を受けて、船体が傾き、沈没。100人以上の乗組員が救助されたそうだ。

 

しかしまだ、数十人の乗組員が行方不明になっている。

 

暴風雨が予想されていた

 

海軍の報道官・Pokkrong Monthatphalin氏の声明によれば、海水がパイプから船内に流れ込み、艦船の動力が遮断されたため、コントロールを失ったという。

 

その後、水が船体に流れ込み、「HTMS Sukhothai」は転覆しはじめたそうだ。

 

当時、「HTMS Sukhothai」はタイ中部のバンサパーン地区から約32キロ沖をパトロールしていたという。

 

しかしタイランド湾では暴風雨が予想されており、気象予報士も12月18日と19日に高波と大雨の警告を発し、その後フェリーの運航が停止された。

 

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31人が救助を待っている

 

海軍は他の3隻の船と2機のヘリコプターで救助活動を開始。「HTMS Kraburi」という艦船が、午後11時半ごろに沈没する前の「HTMS Sukhothai」の近くに到着したという

 

海軍は当初、乗組員全員が無事とみられると発表していたが、その後フェイスブックで、19日午前の時点で31人が、まだ救助を待っているとの声明を発表している。

 

「HTMS Sukhothai」は各種ミサイル、艦砲、魚雷を装備しており、アメリカで建造された後、1987年に就役したそうだ。タイ海軍は他に6隻のコルベットを保有しており、そのうち3隻は現地で建造されたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Thai warship sinks in heavy seas with dozens feared missing(12/19)

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