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インドで宗教儀式の山車を運んでいた4人が感電死、高圧電線に引っかかる

インドで宗教儀式の山車を運んでいた4人が感電死、高圧電線に引っかかる
Twitter/Vani Mehrotra

インドで、山車が高圧電線に引っかかり、運んでいた4人が感電死したという。

 

シーア派の大切な行事での事故

 

その事故が起きたのは7月29日、場所はインド中部のジャールカンド州にあるボカロ地区とされている。

 

当時、この地区では、イスラム教シーア派の大切な行事「アーシュラー」の行列が行われていたという。

 

午前6時頃、人々は「Tazia」と呼ばれる山車を担いで通りを進んでいたが、やがて1つの山車が電線に接触。これにより少なくとも4人が感電死し、7人が負傷した。その瞬間がこちら。

 

「アーシュラー」とは?

 

警察の発表によれば、この時一部の人が担いでいた金属棒が電線に触れたという。

 

そもそも今月はイスラム歴の1月にあたる「ムハッラム」月に入っており、「アーシュラー」とは7世紀に預言者ムハンマドの孫、フサインがウマイヤ朝の軍隊に殺され、殉教したことを記念する行事とされている。

 

また「Tazia」と呼ばれる山車は、イマーム・フサインの墓のミニチュアのレプリカで、主に竹で作られ、色とりどりの紙や布で装飾されているそうだ。

 

インドではこのような感電死が多く、公式データによると、毎年平均1万1000人近くが感電死しているという。(了)

 

出典元:MailOnline:Four people are electrocuted in India after Muslim religious procession bashes into high-voltage overhead cable(7/29)

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