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乗客の移動が原因か?旅客機が大きく傾き、機首が持ち上がる【アメリカ】

乗客の移動が原因か?旅客機が大きく傾き、機首が持ち上がる【アメリカ】
X_New York Post

アメリカで、旅客機の機首が持ち上がり、尾翼が下がるという珍しい出来事が起きた。

 

機体のバランスが崩れる

 

その旅客機とは、航空会社「ジェットブルー」のエアバス「A321-231」、662便だ。

 

この飛行機は22日、カリブ海の島「バルバドス」を離陸し、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に着陸したという。

 

しかしその後、機体のバランスが崩れ、機首が持ち上がる事態に陥った。その様子がこちら。

 

前輪が3.7mも浮いてしまう

 

乗客は飛行機の前方から降りたのだが、その後バランスが崩れ、前輪が地面から12フィート(約3.7m)も浮いたという。

 

 

この原因については、乗客の移動が考えられているが、詳細な説明はなされていない。またこの事故で、負傷者も報告されていない。ジェットブルーの広報担当者、デレク・ドンブロウスキー氏は次のように説明している。

 

「ゲートに到着後、降機中に重量とバランスが変化したため、機体の尾翼が後方に傾き、機首が持ち上がり、最終的には元に戻りました。(略)この事故を検証中であり、航空機は点検のため運航を停止しています」

 

このように飛行機が傾いたのは、今回が初めてではない。2021年9月にも、南カリフォルニア大学のフットボールチームのメンバーを乗せた、ユナイテッド航空の飛行機の機首が持ち上がったという。(了)

 

出典元:METRO:Passenger jet tips upwards after half passengers get off causing ‘shift in weight and balance’(10/23)

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