サラ・ヨハンセンさんは、Instagramに3万3000人を超えるフォロワーがいる女性だ。

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彼女が人と違うのは、その美貌だけではない。彼女は飛行機を操縦する夢が諦めきれず、美容師からパイロットに転職を果たしたのだ。

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まるで映画の撮影風景のようだが、これは彼女の仕事風景。パイロットとしてボーイングを操縦している。

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逃げるように故郷を出た辛い過去

現在はスウェーデンの故郷を離れ、スペインのマヨルカ島を拠点に世界中を飛び回っているサラさん。故郷を出たきっかけは辛い出来事だったという。

2017年10月17日に彼女がInstagram上で告白しているのは、故郷で自身がレイプ事件の被害者になったということ。

https://www.instagram.com/p/BaV8_DHA5YL/?taken-by=johsara

警察に届け出るどころか、誰にも言えずにいたそうだ。犯人の二人組はパーティで事件を自慢しており、さらにサラさんを「売女」呼ばわりしたという。

彼らから逃げるように、彼女は故郷を出ることとなった。

何年間も恥ずかしいと思って事件を放置し、故郷に妹を置いてきた自分を許せずにいた彼女だが、現在は気持ちに区切りもついたようだ。

「私たち女性は、強いんです」「協力すれば世の中を変えられる」と訴えている。

「あきらめちゃダメ」

訓練を終えてサラさんがパイロットになったのは2013年のこと。男性中心の仕事ということもあり、パイロットとして採用されるまでに苦労もあったそうだ。

https://www.instagram.com/p/XSH0Smp9nn/?taken-by=johsara

子供の頃は飛行機が怖かったというサラさんだが、現在は飛行機の操縦ほど素晴らしいものはないと考えているそうだ。世界中を飛び回れるのも、いろいろな人に出会えるのも楽しんでいるという。

サラさんは「パイロットスクールのみんな！ あきらめちゃダメ。頑張る価値があるから」と後輩たちに呼びかけている。

https://www.instagram.com/p/Bir3kHCg5t5/?taken-by=johsara

胸にさしているのはおじいちゃんからもらったペン。無料で配られていたという普通のペンだが、とても気に入っているそうだ。「人生で2回しか飛行機に乗ったことがないおじいちゃんだけど、私を誇りに思ってくれていると思う」とコメントしている。

https://www.instagram.com/p/BcxfGEAAskW/?taken-by=johsara

6月にはファルコン７Xのシミュレーター訓練を受けたことを報告しており、サラさんのチャレンジはまだまだ終わらないようだ。（了）

https://www.instagram.com/p/BkSzBljHs-Z/?taken-by=johsara