南アの海岸にジンベイザメの子供、ライフガードが救助
南アフリカの沿岸に、ジンベイザメの子供が迷い込み、人々が救助する様子が撮影された。
岸から約20m離れた浅瀬で発見
ジンベイザメの子供が見つかったのは1月4日、場所はケープタウン近郊の町、クリフトンの沿岸だとされている。
「クリフトン・サーフ・ライフセービング・クラブ」によれば、海岸から約20m離れた浅瀬で、ジンベイザメを見つけた時、ライフガードは人々に「海から出るよう」警告を発したという。
当時撮影された動画には、複数の人々が、ジンベイザメの子供を押して、海へ戻す様子が映っていた。
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南アの沿岸には生息していない
そもそもジンベイザメは、モザンビークやマダガスカルなどの暖かい熱帯の海を好むため、南アフリカの沿岸には通常、生息していないという。
ただし2010年にも南アフリカの浅瀬に大型のジンベイザメが迷い込み、救助が試みられたそうだ。
「クリフトン・サーフ・ライフセービング・クラブ」は投稿において、海の野生生物から常に距離を置くよう人々に注意を促しているが、同時に「海水浴客やライフガードにとって、これは一生に一度の瞬間だ」とも述べている。(了)
出典元:Yahoo News:Lifeguards Rescue Stranded Baby Whale Shark(1/5)