世界一醜いワンコを決めるコンテスト、8歳のペキニーズが優勝
アメリカで先日、世界一醜いワンコを競うイベントが開かれ、ペキニーズの犬種が選ばれた。
カリフォルニア州で毎年開催
「世界一醜い犬のコンテスト」は毎年行われ、今年も6月21日に、カリフォルニア州の町、ペタルマで開催されたという。
そのイベントは「ソノマ・マリンフェア」と呼ばれ、今年は8匹の犬が、競い合ったそうだ。
そして「世界一醜い犬」のタイトルを、オレゴン州クーズベイに住んでいる、ペキニーズの「ワイルド・タン」という名前のワンコが獲得した。
過去に5回出場、初めて優勝
ペキニーズとは中国原産の犬種で、「北京の犬」という意味だが、中国では「京巴(ジンバー)」と呼ばれているという。
「ワイルド・タン」は、生後10週の子犬の時に、犬ジステンパーと診断され、歯が生えず、片方の足に筋肉障害が残ったそうだ。
そして「世界一醜い犬のコンテスト」には5回も出場しており、今回初めて優勝を果たすことに。
飼い主アン・ルイスさんには、優勝賞金5000ドル(約80万円)が贈られ、NBCの番組「トゥデイ・ショー」への出演も予定されている。
準優勝は、「ローマ」という名の14歳のパグ。3位になったのは、「デイジー・メイ」という名の白い毛並みの雑種犬で、2歳の時に路上で保護され、歯と毛と視力を失っているという。
このコンテストは、ほぼ50年間、毎年開催されており、動物への愛情と里親になるメリットを訴えることを目的にしているそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Eight-year-old pekingese Wild Thang wins World’s Ugliest Dog contest(6/22)