釣り竿のリールを巻き上げたら、ルアーにワニが食いついていた!【動画】
川でルアーフィッシング(疑似餌を使った釣り)をしていたら、大きなワニがかかってしまう——こんな珍しい場面がオーストラリア北部のノーザンテリトリーで撮影された。
今月15日、アウトドアスポーツ用品店「Rod & Rifle TackleWorld Katherine」のフェイスブックに投稿された動画は、数日のうちに1万回以上シェアされ、現在の再生回数は170万回を超えている。
ルアーに食いついたワニ
動画の中で釣竿を握っているのは、Trent de Withさんという人。友人と一緒にボートでルアーフィッシングを楽しんでいたそう。
すると、いつもより大きな手応えがあり、引き上げて見ると、ルアー(疑似餌)にワニが食いついていた。
Trent de Withさんは何とかワニを逃がそうとするが、うまく行かない。釣竿は折れそうなほどに曲がり、疲れた彼の息遣いは荒くなっている。
Here we were just trolling along with a classic 200 and this fella decides he wants to have a crack at it. Managed to get the lure back! Although it doesn’t track as straight as it use to.Rod – Samaki XT scale 6’ 12-20lb Reel – shimano Calcutta 250 TE DC with 50lb fins braid and 80lb Schneider leader.
Rod & Rifle TackleWorld Katherineさんの投稿 2020年10月15日木曜日
後日、メディアの取材を受けた彼はこう話す。
「僕たちはビクトリア川で釣りをしていました。キャサリン(Katherine)という町から西へ2時間ほど行った所で、地元ではよく知られたフィッシングスポットです」
ワニを相手に奮闘した彼の目的は、高価なルアーを取り返すことだったらしい。フェイスブックの投稿文にこうある。
クラシック200(釣竿の名称)を使ってトローリングしていたら、こいつ(ワニ)が、ものは試しと食いついて来た。けれどルアーは何とかして取り戻したよ! そのルアーは(変形して)以前のように真っ直ぐ進まなくなってしまったけどね。
オーストラリアではよくあること?
私たちからすれば珍しい光景だが、オーストラリアでは、釣りの最中にワニを引っかけてしまうことは普通らしい。Trent de Withさんはこう言う。
「この(動画の)ワニは、ルアーを餌と間違えて本当に食べようとしたようですが、実際、針がワニに引っかかって釣れてしまうことはよくありますよ」
動画を見た人たちもそれを分かっているのか、ワニよりも、折れなかった釣竿や、切れない釣り糸の丈夫さに関するコメントが多い。(了)
出典元:MailOnline:Terrifying moment an excited fisherman reels in his catch in the Northern Territory – only to find a giant crocodile on the end of the line(10/19)
出典元:Hindustan Times:Video captures crocodile caught on fishing rod, shocks netizens(10/21)