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オーストラリアで謎の青い虫を発見、研究者も正体がわからず困惑

オーストラリアで謎の青い虫を発見、研究者も正体がわからず困惑
Facebook/Australian Native Animals

鮮やかな青い色の虫がオーストラリアで発見され、専門家も困惑しているという。

 

男性が自宅の庭で発見

 

その虫を発見したのはTristan Glassonさん。彼は首都・キャンベラにある自宅の庭で、この虫を見つけたそうだ。

 

この虫は非常に鮮やかな青色をしており、通常の幼虫や毛虫よりも大きかったという。

 

このためGlassonさんは、その虫を撮影。動物好きが集まるフェイスブック・グループに投稿した。

 

Facebook/Australian Native Animals

専門家も種を特定できず

 

フェイスブック・グループのメンバーらはこの虫を「不思議な国のアリス」に登場する青い芋虫「アブサロム」と比較していたが、専門家によれば、実際にこの虫が何かはわからず、青い色も本来のものではない可能性があるという。

 

シドニー大学・進化生物学教授のNathan Lo氏は、この虫がコガネムシの幼生、または蝶や蛾の幼虫である可能性もあると語っているが、正確に断言はできないと述べている。

 

Facebook/Australian Native Animals

 

またこのような青い色をした「ブルーホーンスワーム」と呼ばれる毛虫もいるが、今回のものはそれではないそうだ。

 

Lo教授によれば、この虫がオーストラリアの在来種かどうかも分からないが、この青い色は生まれつきのものではなく、「イリドウイルス」に感染したからだという。

 

ウイルスの構造上、昆虫の内部に結晶ができ、それが青い色になるのだが、それでもLo教授は「こんなに青いのは見たことがありません」と述べている。(了)

 

出典元:MailOnline:Mystery caterpillar found in an Australian backyard and looks like the worm from Alice in Wonderland stumps experts(11/9)

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