ヘラジカが両方の角を振り落とす、アラスカで珍しい瞬間を撮影
アラスカで、ヘラジカのオスの角が両方落ちる、珍しい様子が撮影された。
ドアベルの防犯カメラが捉える
その様子を撮影していたのは、夫のチャンス・ボガートさんと、妻のタイラ・ボガートさんが暮らす家のドアベルの防犯カメラだという。
映像には、庭先に1頭のオスのヘラジカが佇んでいる様子が映っていた。
ヘラジカはやがて頭を大きく揺さぶると、突然両方の角が地面に落ちたそうだ。
ヘラジカは毎年角を落とすが、2本とも同時に落とすのは珍しいこととされている。
This is a video from a Ring camera in Big Lake, Alaska. This poor moose apparently doesn’t know he’s going to shed his antlers. Amazing video by Chance and Tyra Bogert. pic.twitter.com/MjfUSAa3a6
— Shaindel Beers 🍻 (@shaindelr) December 16, 2022
幅は約1m30cm弱、子供がすっぽり
ボガート夫妻によれば、その後の計測の結果、角は両方合わせると、幅は約1m30cm弱だったという。
彼らの生後3カ月になる息子のスラッシャー君が、角の中にすっぽりと収まることができるほどだったとか。
ヘラジカは12月から3月の間に角を落とすのが普通で、その後再び角が生え始めるが、やがてビロード状のものに覆われ、夏にはそれが剥がれ落ちるそうだ。
そして秋にかけて、繁殖期には角が硬くなり、他のオスと戦うために角が使われることもあるという。(了)
出典元:MailOnline:Bizarre moment Alaskan moose shakes off his ANTLERS and runs off without them caught on family’s doorbell cam(12/23)