Switch news

知っておきたい世界のニュース

トルコのエルドアン大統領、手にキスをしなかった子供の頬をピシャリ

トルコのエルドアン大統領、手にキスをしなかった子供の頬をピシャリ
X_Imtiaz Mahmood

トルコのエルドアン大統領が公の前で、子供の頬を軽くたたき、その後SNSでも注目を集めたという。

 

公の前で、子供の頬を平手打ち

 

トルコのエルドアン大統領は7月27日、北部のリゼ県で開催された「Aider高原保護・再生プロジェクト」の開会式に出席した。

 

その際、数人の子供が壇上に現れたのだが、1人の幼い子供は、エルドアン大統領の差し出した手に、キスをしなかったという。

 

そこでエルドアン大統領は、子供の頬をピシャリと叩き、その後子供は手にキスをし、他の子供と一緒に大統領を抱きしめたという。

 

手にキスをするのは伝統的な敬意の印

 

そもそもトルコでは、伝統的な敬意の印として、目上の人の手にキスをするという。

 

この様子はテレビで放送され、やがてSNSの「X」でも広くシェアされることに。

 

一部のユーザーは、この平手打ちは軽いものだとし、真剣に受け止めていなかったが、逆にエルドアン大統領を批判する声も上がったという。

 

あるユーザーは「カメラの前であれが出来るのなら、密室で人をどのように扱っているのか考えてしまう」とコメント。別のユーザーも「これはトルコで現在も続いている、時代遅れの家父長制の表れだ」と嘆いた。

 

一方、エルドアン大統領を擁護する人は「年長者、両親、祖父母の手にキスをすることは、特にトルコでは敬意の表れだ。それをしなければ、叱られる。特に幼い頃は」と述べたという。

 

ただエルドアン大統領は2021年にも、テープカットで早く切ろうとした子供の頭を小突いたそうだ。(了)

 

 

出典元:METRO:Turkish president Erdogan slaps a child for not kissing his hand(7/30)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top