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ハワイで発見された生物、遺伝子解析でクジラとイルカとの混血と判明

ハワイで発見された生物、遺伝子解析でクジラとイルカとの混血と判明
NAVFAC

クジラとイルカの間に生まれた、珍しい動物がハワイのカウアイ島沖合で発見され、その後研究者らによってハイブリッド(交雑種)であることが確認された。

 

昨年の夏に発見され、可能性が指摘される

 

Cascadia Research Collectiveの研究者らによれば、その生物はカズハゴンドウ(クジラ目)とシワハイルカとの間に生まれた、非常に珍しい哺乳類だという。

 

この動物は今まで記録されてきた中でも初めての例とされ、発見された当時は、もう一頭のカズハゴンドウと一緒に長い時間を過ごしていたそうだ。

 

研究者らが最初にこの生き物に遭遇したのは2017年の夏。カズハゴンドウとシワハイルカの両方にある色素形成や形態的な特徴から、交雑種である可能性が指摘されてきたと言われている。

 

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遺伝子解析の結果、交雑種であると確認

 

その後、研究者らはこの生物から組織を採取。それを基に生体組織検査を実施し、これによりハイブリッドであることが確認されたという。

 

父親はシワハイルカで、母親はカズハゴンドウとみられており、この生物に関する論文を書いた著者は、次のように書き記している。

 

「この推定上のハイブリッドから得られた生検サンプルの遺伝子解析を、カズハゴンドウとシワハイルカとで比較した結果、14のヌクレオチド・ポジションのうち11が、F1 hybridと予想される遺伝子型であることが示された。(略)この動物は2つの種の間で生まれ、皆に知られることになった最初のハイブリッドである」

 

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カズハゴンドウなどの音声も記録

 

研究者らによれば発見した当時、彼らはカズハゴンドウやシワハイルカも含めたさまざまな種を追跡し、陸から44km離れた沖合を、786kmにもわたって移動してきたという。

 

またカズハゴンドウやシワハイルカはハワイの沖合では滅多に見られないが、当時研究者らはそれらの声の音声記録をとることにも成功したそうだ。

 

この音声データを記録できたことも、実はその時が初めてのこととされている。

 

しかし今後も新たなデータを集めるため、彼らは来月再びこのエリアに戻ってくる予定だという。(了)

 

出典元:CBS:New hybrid whale-dolphin discovered in Hawaii(7/27)

出典元:MailOnline:Scientists discover unusual whale-dolphin hybrid swimming off the coast of Kauai(7/27)

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