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世界一長い舌を持つ女性が最近、ギネス世界記録のインタビューに応じ、心境を語った。

舌の長さが9.75cm

その女性とは、アメリカのカリフォルニア州に住んでいる、シャネル・タッパーさん（34）だ。

2010年、ギネス世界記録は彼女を、ロサンゼルスで開かれたイベントに招待。そこで彼女の舌の長さを計測し、9.75cmもあることが判明した。

これは女性の舌の平均より約1.9cm、男性の舌の平均より約1.2cm長く、その後彼女は「世界一長い舌を持つ女性」として認定されたという。

しかもこの記録は、現在も破られておらず、3月31日のインタビューで、タッパーさんは次のように語った。

「正直に言うと、誰かが私の舌を見た時の最高の反応は、『叫ぶ』ことです。人々はショックを受けて叫んだり、時には恐怖で叫んだりしますが、それがおそらく私の一番のお気に入りです。なぜなら、それは劇的な反応で、私にとって面白いからです」

舌で「ジェンガ」のブロックも取り出す

タッパーさんは11歳くらいの頃、舌を出して周りの人をからかう癖があり、それから2年ほど経って、ユーチューブのユーザーが動画で彼女が長い舌を出しているのを見て驚き、その後ネットでも話題になったという。

実際、タッパーさんの舌はクレジットカードよりも長く、舌で鼻先や顎の下を触ったり、スプーンを巻き付けて持ち上げたりできるそうだ。

また舌を使って、プラスチックのカップをひっくり返したり、「ジェンガ」のブロックを取り出したりもできるという。

もっともネット上では、彼女をマーベルコミックのキャラクター「ヴェノム」に例えるコメントも複数寄せられたが、タッパーさんはこの世界記録を大事に思っているそうだ。

また彼女は世界記録に認められたことで、昨年には海外へ行く機会にも恵まれ、他の世界記録保持者と共にイタリアのミラノを訪れることもできたそうだ。

タッパーさんはインタビューでも「楽しいです。今まで見たことのない世界を見ることができるんです」と語っている。（了）

出典元：The Guardian：‘People scream in shock’: the US woman with the world’s longest tongue(4/4)