Facebook/Franklin Police Department

アメリカでチャリティ用のおもちゃを警察署にいるワンコが密かに持ち去るという、ユニークな出来事が起きた。

支援団体に渡すクリスマス・プレゼント

マサチューセッツ州の街、Franklinの警察では毎年、クリスマスの時期が近づくとおもちゃを集め始めていたという。

これはプレゼントを必要な家族に寄付している支援団体「Santa Foundation」へ、手渡すためだ。

しかしある時期から、おもちゃのプレゼントが姿を消し始めたそうだ。このため容疑者を探すための捜査が始まった。

机の下にこっそり隠していた

ただし捜査に時間はかからなかった。というのもおもちゃを持ち去っていたのは、警察署にいるセラピー犬の「Ben Franklin」だったからだ。

「Ben」は気に入ったおもちゃをくわえて、こっそり机の下に隠していたという。警察はその様子を撮影。その後、フェイスブックで公開した。

そこには「Ben」が警察官の追跡から逃れるように移動し、ついに机の下に隠れる様子が映っていた。また机の下には、他にも持ち去られたおもちゃが見つかったという。

なぜ持ち去っていたのか？どうやら「Ben」がおもちゃを見た時に、それらが自分のものだと勘違いをしてしまったらしい。

「Ben」はセラピー犬として、時には学校を訪れ、精神的な問題を抱える子供たちと長く時間を過ごしているが、みんなから愛されているそうだ。

しかしその後、「Ben」はおもちゃのある部屋に入るのは禁じられ、彼が運んだおもちゃもよだれで濡れてしまったため、交換されたといわれている。（了）

出典元：BBC：Police department finds furry culprit behind toy theft(12/21)