カメラ大好き人間、カメラの家に住み、子供の名前はニコン、キャノン、エプソン
とんでもないカメラ好きがインドにいる。カメラを模した特注の家に住み、有名カメラブランドの名前をそのまま子供の名前にしてしまった、Ravi Hongalさんという人だ。
カメラと写真に注いだ情熱
カメラマニアと呼ばれる人たちは世界中にいるが、その中でもHongalさんのカメラ好きは飛び抜けていると言っていいだろう。インド・ベラガヴィ市に住む49才の彼は、子供の頃からカメラと写真の魅力に取り憑かれていたそうだ。学校の勉強には興味がなく、PENTAX(ペンタックス)やZenit(ゼニット/ロシアのカメラブランド)を持って写真を撮ってばかりいた、と現地メディアに紹介されている。
将来は絶対にプロカメラマンになる、という彼の信念は実を結んだ。仕事は順調に増え続け、やがて自分の写真スタジオを開業。結婚して産まれた3人の息子には、それぞれCanon(キャノン)、Nikon(ニコン)、Epson(エプソン)という有名カメラブランドの名前を付けた。
巨大カメラの家
だが、子供の名前程度では、カメラと写真に向ける熱い思いを表現しきれない、とHongalさんは感じたようだ。最近になって家を新築したのだが、その外装デザインを巨大なカメラにしてしまった。
大きな円形の窓がカメラのレンズになっており、ストロボやフィルム、巨大なSDカードといったアクセサリー類までデザインに織り込まれている。(今は廃れたフィルムにもこだわっている点は、真のカメラ好きと言えるだろう)そしてもちろん、息子たちの名前でもあるCanon、Nikon、Epsonのロゴも入っている。建築費用は日本円にして1000万円以上だそう。
それにしても、カメラの名前を付けられた息子たちはどう思っているのか……少し心配になるが、家族で写っている写真を見ると、全員満足そうだ。
家の外側だけでなく、部屋の中も、天井や壁にカメラのパーツをモチーフにした装飾が施されているらしい。(了)
出典元:Odditycentral:Photographer Living in Camera-Shaped House Names Sons Canon, Nikon and Epson(7/13)
出典元:All About Belgaum:Canon Nikon Epson Ravi Hongal – Haunted by Photography(6/20)