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今後、数週間のうちに複数の小惑星が次々と地球に接近

今後、数週間のうちに複数の小惑星が次々と地球に接近
YouTube/JPLraw

ここ最近、すでにいくつかの小惑星が地球の付近を通過し、今後も数週間にわたって複数の小惑星が接近すると言われている。

 

すでに接近した小惑星とは?

 

NASAの「地球近傍天体研究センター」によれば、先日発見された小惑星「2021 SM3」は、10月15日に地球に接近したという。

 

この「2021 SM3」は直径が525フィート(約160m)。ちょうどエジプトのギザにあるピラミッドよりも大きく、15日には地球から350万マイル(約560万km)の地点を通過したそうだ。

 

また16日には「2021 TJ15」と呼ばれる小惑星も接近。これは直径5~13mしかなく、月と同じ距離にまで地球に接近したという。

 

しかしこの距離もまだまだ遠いため、地球に衝突する心配はない。

 

11月末までに他にも大きな小惑星が接近

 

また米メディアのUSA TODAYによれば、「2021 SM3」よりも大きないくつかの小惑星が、11月末までに地球に接近するという。

 

その中でも、1996年に接近した小惑星「VB3」は、直径が754フィート(約230m)。10月20日に210万マイル(約338万km)の地点を通過し、地球に最接近するそうだ。

 

さらに今後接近する予定の小惑星の中で、最も大きいのは「2004 UE」。これは1246フィート(380m)にもなり、ちょうどニューヨークにあるエンパイアステートビルより、僅かに小さいとされている。

 

「2004 UE」は11月13日に、地球から260万マイル(418万km)の距離を通過する予定だという。

 

今年通過した中で最大の小惑星は「2001 FO32」。幅は3000フィート(約914m)と考えられ、今年の3月に120万マイル(193万km)の地点を通過したそうだ。(了)

 

出典元:USA TODAY:Several asteroids bigger than Great Pyramid of Giza will approach Earth in coming weeks(10/12)

出典元:ABC News:Massive asteroids will whiz past Earth in coming weeks, including 1 nearly size of Empire State Building(10/16)

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