中国で「空飛ぶ円盤」を開発?深圳で初飛行を披露
中国の企業が、実際に「空飛ぶ円盤」の乗り物を開発し、先週お披露目したという。
名前は「iUFO」
その企業とは広東省にある「深圳UFOテクノロジー」社だ。
この企業は、人が乗ることができる「空飛ぶ円盤」を開発。先週、深圳ベイタレントパークでお披露目したという。
「空飛ぶ円盤」は「iUFO」と名付けられ、中央部に透明なドーム状のスペースがあり、パイロットが360度の視界を確保できるようになっているそうだ。その様子がこちら。
🛸 Shenzhen UFO Technology has unveiled the iUFO, a flying saucer with a cab for humans. They worked on the creation of the device for 3 years in a row. Recently, a UFO presentation was held in the city of Shenzhen. On the same day iUFO took off for the first time.
iUFO can fly… pic.twitter.com/wGRc0QixPw
— Zlatti71 (@djuric_zlatko) June 5, 2023
機体は遠くまで飛べない
「iUFO」には乗客席はなく、垂直に離着陸し、地面には3本の支柱で立つようになっているという。また少し調べてみると、動力はドローンなどに使われている回転翼らしい。機体にいくつかの穴が開き、そこに回転翼が収まっている。
UF-WHOA: A man-made flying saucer has taken a test run in southern China. The craft is equipped with 12 propeller blades and can reach an altitude of around 650 ft. https://t.co/bA4iYuRBEh pic.twitter.com/FyY6VIrgzx
— ABC News (@ABC) June 13, 2023
しかし搭載されたバッテリーパックは15分程度しか充電できないため、機体は遠くまで飛ぶことはできないとか。
また水平方向には時速50kmで飛ぶことができるが、最大200mの高度までしか上昇できないそうだ。
ただ自動でも手動でも制御可能で、乗客が操縦したり、鳥の目線でパノラマビューを楽しんだりできるという。
「iUFO」の機体は3年の歳月をかけて開発され、今後も観光用に改良される予定となっている。(了)
出典元:METRO:Yes, China really has built a flying saucer – and you could take it for a spin(6/8)