湖底が見えるほど透明な氷の上でスケート、アラスカの湖で撮影
アメリカのアラスカ州にある湖で、スケートをする様子が撮影された。
気温の低下により凍りはじめる
その湖とは、ラビット湖。ここは最近、気温の低下により水が凍りはじめたという。
しかも氷は、湖底がのぞけるほど透明となり、その上をアイススケーターが滑ったそうだ。
撮影された映像にも、どこまでも続く透明な氷の上を、2人が楽し気に滑る様子が映っていた。
Exceptional conditions in Alaska’s alpine lakes allowed an ice rescue instructor and his family to skate on a crystal-clear translucent lake. https://t.co/bA4iYuRBEh pic.twitter.com/6JOAeAXBf6
— ABC News (@ABC) November 12, 2023
10年に1度の現象
アラスカの野外教官であるリュック・メール氏によれば、このような現象は10年に1度と考えられており、メール氏自身も12年間、似たような現象は見たことがないという。
また穏やかな天候の元、凍結プロセスがゆっくりと行われる場合に、氷が透明になる可能性が高くなるそうだ。
実際、湖は表面から下に向かって凍っていくため、ゆっくりと徐々に凍ることで、不純物や気泡が下に押しやられ、氷が透明な状態を保つことができるという。
この湖の氷は、滑るのに十分な厚さだったが、依然として湖には危険があり、今年すでに氷の下に落ちたスケーターもいるそうだ。(了)
出典元:METRO:Stunning once-in-a-decade ‘ice window’ forms on Alaska lake(11/12)