お金もなく食べ物も尽き…イラクのIS戦闘員、数百人が一斉に投降

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イラクで戦っていたISISの戦闘員が、物資不足などから数百人規模で投降していたことが明らかにされた。

 

クルド人部隊のもとへ大量に投降

 

大規模な投降が確認されたのは、イラクに残っていたISの拠点のうちの1つ、北部にあるハウィジャの街とされている。

 

その拠点を奪取すべく戦っていたクルド人部隊のもとへ、先週数百人に及ぶIS戦闘員が投降してきたそうだ。

 

戦闘に参加していたアメリカ軍のPaul Funk中将によれば、ISISは食料や資金も底を尽いており、この地域のテロ組織が崩壊寸前にあるという。

 

「お金も支払われていない」

 

もっともこのように大量の戦闘員が投降してくることは、アメリカ軍も予期していなかったようだ。

 

Funk中将は取材に対し、次のように語っている。

 

「敵が戦闘を諦めるスピードの早さは私を驚かせました。戦闘員らは両手を挙げて出てきたのです。そして銃を置いたのです。これはフル・スケール(部隊全体)の投降です。この傾向は増え続けています」

 

またIS戦闘員らはアメリカ軍に対し「われわれのリーダーは私たちを見捨てた。私たちはずっと食べ物を与えられていなかった。しかもお金も支払われていなかった」と語ったという。

 

下は8月に大規模な投降が行われた時の動画だが、多くのIS戦闘員が両手を頭にのせて、並ばされる場面が映っている。

1500人のうち1000人が投降した

 

追い詰められているIS戦闘員に対しては、先週バグダディ容疑者の戦いを継続するよう呼びかける音声が公開されたが、Funk中将はもはやその効果はないと見ている。

 

ハウィジャの街では戦闘が始まった時には、IS戦闘員が1500人いたと見られているが、その後3日から4日間にかけて1000人が投降してきたという。

 

また2週間に及ぶ戦闘の後、イラクのアバディ首相は10月5日に、ハウィジャの街を解放したと宣言した。(了)

 

出典元:METRO:Isis fighters ‘have no food or money’ as hundreds surrender in Iraq(10/7)

 

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