Switch news

知っておきたい世界のニュース

ロシア軍のドローンがルーマニアに着弾か?ウクライナ外相が主張

ロシア軍のドローンがルーマニアに着弾か?ウクライナ外相が主張
X_Sergej Sumlenny

NATOに所属するルーマニアの領土内に、ロシア軍のドローンが着弾したと、ウクライナの外相が主張している。

 

ウクライナの港を攻撃中に着弾か?

 

現在、ウクライナの穀物は、南部から列車でルーマニア領内に運ばれ、そこから船に積まれてドナウ川を通り、黒海へ出て、トルコ方面へ運ばれているという。

 

そしてロシア軍は、この輸送を妨害するべく、ドナウ川の河口付近にあるウクライナのReni港をドローンで攻撃。さらに翌日には、ウクライナのIzmail港にも攻撃を加えたそうだ。

 

しかしこれらの港は、いずれもドナウ川をはさんでルーマニアと隣接している。そして今回、ウクライナのクレバ外相は、これらの一連の攻撃中に、ロシア軍のドローンがルーマニア領内に落下したと主張した。

 

ただしルーマニア側は、ウクライナ側の主張を否定している。

 

NATO加盟国を直接攻撃したケース?

 

ルーマニアはNATO加盟国であり、NATOでは加盟国が武力攻撃を受けた場合、全加盟国に対する攻撃とみなして兵力使用を含む反撃をすると取り決めている。

 

そして今回、9月3日に行われたロシア軍の攻撃で、1機のドローンがドナウ川を渡り、ルーマニアに落下したと。ウクライナ側は主張している。

 

ウクライナのクレバ外相は首都・キーウでの記者会見後、「ウクライナの主張を裏付ける証拠写真がある」と記者団に語ったという。

 

X_Sergej Sumlenny

 

しかし、ルーマニアはウクライナ側の言い分を否定。ルーマニアのLuminita Odobescu外相も「もちろん、事故や事件が起こるリスクはあるが、差し当たり、今回はそのようなケースではなかった」と述べている。

 

もしロシア軍のドローンがルーマニアの領土に着陸し、それが迎撃の結果でなければ、ロシア軍が偶発的とはいえNATO加盟国を直接攻撃した初めてのケースとなる。

 

ただしウクライナのクレバ外相は、支援国の中には、ロシアとの紛争に巻き込まれるのを避けるために、事実上、見て見ぬふりをしている者もいると示唆したという。

 

最新の情報では、ルーマニアのKlaus Iohannis大統領は9月6日、ロシア軍がウクライナのイズマイル港を攻撃した際に、ルーマニア国内で発見されたドローンの残骸について緊急調査を要請した。(了)

 

出典元:BBC:Ukraine says Russian drones crashed in Romania(9/4)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top