つくばエクスプレスの「20秒早発で謝罪」」をBBCが報道、海外との反応の違いとは?

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先日、つくばエクスプレスが珍しい「お詫び」を発表した。なんと20秒も「早く」発車してしまったというのだ。

 

「お詫び」の内容とは

 

事件は今月14日、南流山駅にて発生。午前9時44分40秒発の下り電車が、「20秒早く発車」してしまったのだという。

 

原因は、乗務員が発車時刻を十分に確認しないまま出発操作を行ったことによるのだとか。詳しくは同社が出したニュースリリースをご覧いただきたい。

つくばエクスプレス

「お詫び」に対する人々の反応

 

同社の謝罪行動について、ネット上では様々な意見が交わされている。

 

「ちょっと正確にこだわりすぎ」

「それほど大騒ぎするようなことなのか」

「20秒程度で大げさだ」

 

謝罪に対する驚きの声が概ねな一方で、「時刻表を守れないのは問題」、「早発はミス」という厳しい声もある。

 

海外での反応はというと

 

このニュース、英国の主要メディアであるBBCも報じているのだが、記事の内容に注目したい。「早発するという問題を起こした」ことではなく、「20秒早く発車したことに対して謝罪する日本社会」に驚きと称賛を持って報じているのだ。

 

これに対する人々の反応も同様だ。

 

「20分早発で謝罪・・・これが日本のスゴイことの一つだ」

 

「日本の電車に乗っていた人は高く評価しているんだろうな。どういうわけか、イギリスでこんなことが起きたのなんか、一度も見れないよ」

 

「これが謝罪になる(に値する)と考えてはいけない。そうしないと、イギリスのサウス・ウェスタン鉄道やその他の鉄道会社も、ずっと謝らなければならなくなるだろう!」

日本の常識≠海外の常識

 

日本の鉄道は、世界で最も信頼がおけると言われている。それに比べ海外はというと、頻繁に遅延が生じることが多い。

 

筆者(現:海外在住)もヨーロッパや北アフリカで鉄道を利用した経験があるが、多少の遅れは当たり前。遅延のアナウンスも無ければ、職員に状況を尋ねても「知らない」と言い返されるなど、日本との違いを痛感したことがある。

 

今回の謝罪報道について、大半の日本人は驚きの声をあげている中、早発を非難する意見があるのも事実だ。この点が海外の反応との大きな違いだ。

 

時刻通りに電車が発着するのが当たり前な日本と、そうでない海外。海外の人々は「クレームしても無駄だ。」と諦めに近い感情なのかもしれない。

 

時間を守ることは日本人の美徳であり、他国に誇れることだが、自分にも他人にも厳しくしていくことで、自身の首を絞めることに繋がるのではないか、日本と海外との反応の差を見て、ふと不安に感じた。(了)

 

出典元:BBC:Apology after Japanese train departs 20 seconds early(11/17)

 

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