やりすぎ?OK?苦情が出るほど、リアルすぎて恐ろしいハロウィーンの装飾が話題に
もうまもなくハロウィーンの時期を迎えるが、アメリカではリアルすぎて恐ろしい装飾が話題となっている。
ゾンビをのせた車が木に衝突する場面
その装飾が飾られたのは、ニュージャージー州のWaretownという街に住む、Kevin NegrottoさんとKrystenさん夫婦の自宅前だという。
それはハロウィーン用の装飾で、トヨタの「Supra」の先頭にゾンビがしがみつき、その車体が木に衝突した事件現場を表現していた。
しかし車のボディは赤く染まり、非常線のテープで囲まれ、ゾンビの姿もリアルすぎて、一見本当の事故現場かと見紛うほどの出来だったとか。
素晴らしい出来だと警察官が励ます
そのため近所の住民の1人が先週、怒って警察に通報。このような装飾を設置するとは、不快だとして取り除くよう訴えてきたそうだ。
やがて警察は苦情を受理し、Negrottoさんの家を訪問。しかし訪れた警察官は逆に、Negrottoさん夫婦を励ましたという。
Krystenさんは自らのフェイスブックで次のように述べている。
「警察官は、設置された衝突シーンが大好きだと言ってくれました。さらに彼らは私たちに、もっと装飾を付け加えるよう励ましてもくれたのです。警察官はこの装飾が素晴らしいと考えてくれたのです」
さらにNegrottoさん夫婦はNJ.comの取材に対して、次のように語っている。
「私たちは誰かを怒らせるつもりはありません。ただハロウィーンへの愛情のために行ったのです。私たちはただ、子供の時に味わったように、自分の子供にも楽しんでもらいたかったのです」
Negrottoさん夫婦は装飾だけにとどまらず、見る人を楽しませるために、ゾンビが襲ってきた時の恐ろしいストーリーも自分たちで考え、それを紙に書いて装飾に貼り付けたそうだ。
そして紙に書かれたストーリーの終わりは「Happy Halloween!」という言葉で締めくくられていたという。(了)
出典元:NYPost:Couple’s grisly Halloween gag prompts visit from cops(10/25)