ミツバチをこよなく愛する男性、数千匹に顔を覆われてもケガはなし
顔に多くのミツバチを群がらせている、インド人男性の動画が公開され、注目されている。
●ミツバチとともに日常生活を送る
その男性とはケララ州のThrissurという街に住み、農業を学んでいる学生のNature M.S.さん(21歳)。実は彼の父親であるSajayakumarさんは、賞を受け取ったこともある優秀な養蜂家として知られているという。
そのためNatureさんも幼い頃からミツバチと触れ合ってきており、5歳の時にハチを群がらせる芸当を始めたそうだ。そして今では定期的に箱から出して、顔に集めることもできるようになったとか。
また彼は絶えずミツバチと日常生活も送っており、一緒に本を読んだり散歩をしたり、ダンスをしたりすることもできるそうだ。
●「ミツバチの保護のために人生を捧げたい」
Natureさんは取材に対して次のように語っている。
「私にこのようなことができるのは、ミツバチとの絆を深められたからです。ミツバチがいなかった頃を思い出すこともできません。幼い頃、彼らが刺す生き物だと知った時でさえ、すでにミツバチと絆を結んでいました。ですから彼らを脅威に感じたことはありません」
「これまで何度も噛まれたことはあります。でも決して痛みは感じませんでした。彼らは遊びで噛んでいるのかもしれません。私は生涯をミツバチの幸せと保護のために捧げたいと考えています。そしてこのような姿を見せることで、ミツバチが上品であるという意識を作り上げたいと考えています」
●6万匹を1500箱で飼うまでに
父親のSajayakumarさんによれば、Natureさんは15歳の時にミツバチに夢中になったという。
ただ当時は貧しく、時折近所の農場からフルーツやハチミツを盗まなければ、暮らしていけなかったそうだ。
しかしSajayakumarさんは今ではミツバチを6万匹、1500箱で飼うまでになったとされている。
そして息子のNatureさんもすっかりミツバチを扱うことに熟練し、将来は養蜂に関する農業分野での博士号の学位かPHDを取得したいと望んでいるという。(了)
出展元:MailOnline:Bee careful! Indian man covers his face with 60,000 stinging insects and says they only ever give him ‘playful bites’(5/18)