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ミツバチが叫び声を上げる?スズメバチの襲来時に、高音を発することが明らかに

ミツバチが叫び声を上げる?スズメバチの襲来時に、高音を発することが明らかに
flickr_Renee Grayson

敵に遭遇したミツバチの、ちょっとユニークな特性に関する研究結果が発表された。

 

仲間に結集するよう呼びかける

 

科学誌「Royal Society Open Science」に発表された研究によれば、ミツバチは襲ってくるスズメバチに対して、これまで知られていなかった防衛手段をとるという。

 

そもそもスズメバチは、ミツバチの巣を襲い、数時間で破壊し、ミツバチの幼生をも食べてしまう。しかし今回の研究では、襲われたミツバチが集団的防衛を呼びかける「叫び声(シグナル)」を発することが分かった。

 

このシグナルは仲間に結集するよう呼びかけるものとされ、悲鳴や恐怖の叫びと音響的特徴が同じで、これは霊長類や鳥、ミーアキャットにも見られるそうだ。

 

高音で非常に騒々しい音

 

そもそもミツバチは腹部を持ち上げ、フェロモンを放出させる腺を露出させ、羽や胸部を振動させて音を生み出すという。

 

そしてスズメバチに攻撃されそうになると、シグナルの割合は、通常の7倍から8倍に跳ね上がるそうだ。

 

研究論文の共同著者であるHeather Mattila氏は、次のように述べている。

 

「この音は、予測不可能な周波数の変化を伴う高音の急速なバーストが特徴で、非常に過酷で騒々しいものです」

 

糞を塗ることで巣への侵入を防ぐ

 

またミツバチはこのような「シグナル」に加えて、動物の糞を使った防衛態勢をとっているという。

 

これは動物の糞を集めて巣の入口に塗り、スズメバチを追い払うというもの。さらにミツバチには、集団でスズメバチに襲い掛かる「ボーリング」という攻撃方法もあるそうだ。

 

これは翼の筋肉を振動させてスズメバチを窒息させるもので、振動を伴う熱は最高で46℃にも達し、発生する二酸化炭素と相まって、スズメバチは30分で死滅するそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Sound the alarm: bees ‘scream’ when murder hornets attack, study finds(11/12)

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