ISISの指導者バグダディ容疑者と思われる肉声を公開、戦いの継続を呼びかける


ISISの指導者、アブバクル・バグダディ容疑者の音声とみられる録音がネット上で公開され、注目を集めている。

 

音声には北朝鮮情勢についての言及も

 

ISISは9月28日に、46分に及ぶバグダディ容疑者の音声とする記録を、自身の運営するメディア「al-Furquan news」の中で公開した。

 

その音声がいつ録音されたのかは定かではないが、メッセージには最近、北朝鮮がアメリカや日本に対し挑発していることも言及されていたという。

 

また残ったISIS戦闘員らに対し、「ロシアとアメリカがムジャヒディン(イスラム聖戦士)の攻撃を恐れている。引き続きジハード(聖戦)を続けよ」と呼び掛けていたそうだ。

 

死亡説が流れるも米軍は否定

 

しかしバグダディ容疑者に関しては、かねてから死亡説が取り沙汰されてきた。

 

実際、ロシア軍は今年の5月に、シリアのラッカで数百人のIS戦闘員が集まる場所を空爆した後、バグダディ容疑者が死亡した可能性が高いと発表したそうだ。

 

またイランのメディアも以前、バグダディ容疑者が死亡したとする写真を公開している。

 

しかしアメリカ軍はその後、ロシア軍による空爆について情報を精査したところ、攻撃が行われた当時、バグダディ容疑者がその場所にいなかったと結論づけていたという。

 

さらにアメリカ軍はその後も、テログループらの通信を傍受し続けていたが、バグダディ容疑者の死亡に関する情報は捉えることはできなかったとしている。

 

やはり生死のほどは定かではないが、今回の音声の発表は、死亡説を覆し、戦闘員を鼓舞するために作成された可能性があるという。(了)

 

出典元:NYPost:ISIS leader ‘killed’ by Russia resurfaces in audio recording(9/28)