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ヨルダンにある米軍基地にドローン攻撃、米兵3人が死亡、多数が負傷

ヨルダンにある米軍基地にドローン攻撃、米兵3人が死亡、多数が負傷
X_@HaidarAkarar

イスラエル軍は28日にも、ガザ地区の各地に激しい攻撃を加え、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

攻撃を強めるイスラエル軍

 

パレスチナの通信社「Wafa」によれば、イスラエル軍は28日、ガザ市西部にあるアル・シャティ難民キャンプの住宅に砲撃を加え、パレスチナの民間人10人が死亡、複数の人が負傷したという。

 

またガザ地区中部にあるヌセイラト難民キャンプの西側にある高層住宅も、イスラエル軍によって空爆され、少なくとも23人の民間人が死亡、多数が負傷したそうだ。

 

 

さらにガザ地区南部のハンユニスにあるアル・アマル病院も、イスラエル軍により包囲され続けており、敷地内にパレスチナ人の遺体を埋めている。

 

ヨルダンにある米軍基地にドローン攻撃

 

1月28日、シリアとの国境に近いヨルダンに展開するアメリカ軍の部隊に、ドローン攻撃が行われ、3人の兵士が死亡、少なくとも25人が負傷したという。

 

またその後の発表では、アメリカ軍の兵士、34人が外傷性脳損傷を受けた可能性があると伝えられた。

 

このドローン攻撃に関しては、イランが支援するイラクのイスラム武装組織が犯行声明を出しているが、まだ詳しい状況は分かっていない。

 

イスラエル軍と「ハマス」との紛争が始まって以来、アメリカ軍の兵士が死亡するのは初めてとされ、バイデン大統領は遊説先で、この攻撃に関し「必ず責任を取らせる」と述べ、報復措置をとることを明らかにした。

 

世界各地で、停戦を求めるデモ

 

先週末には世界各地で、ガザ地区での停戦を求めるデモが行われた。

 

スペインのマドリードでは1月27日、国際司法裁判所が大量虐殺を防ぐよう命じた翌日に、約2万人が町に繰り出し、パレスチナ人への連帯を示し、ガザ地区での停戦を求めて行進したという。

 

デモに参加したロブナ・エルナカラさん(54)は、ガザの状況について「彼らはほぼ110日間、水も食べ物も何も持たずに暮らしています。子供たちは死につつあり、非常に困難な状況の中で生きています」と語った。

 

デモはアメリカのニューヨーク市でも行われ、数百人がガザ地区での停戦を求めて、通りを行進したそうだ。

 

デモ参加者らは、アメリカ最大のイスラエル・ロビー団体である「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」の本部前まで行進したという。

 

しかしその際、警察によって1人のデモ参加者が逮捕され、その時の映像もSNSに投稿されている。

 

 

イスラエルのテルアビブでも、反戦デモが行われたが、その際警察が「ジェノサイドを止めろ!」と書かれた横断幕を取り上げたという。

 

日本もUNRWAへの資金提供を凍結

 

日本の外務省は1月28日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供を一時凍結すると明らかにした。

 

UNRWAは先日、10月7日のイスラエル南部における奇襲攻撃に、複数の職員が参加した可能性があるとして、調査を行うと発表していた。

 

その後、アメリカやカナダ、ドイツなども調査結果が明らかになるまで、UNRWAへの追加の資金拠出を凍結すると明らかにした。

 

 

日本の外務省は「疑惑を極めて憂慮しており、UNRWA側で調査が行われ、対応策が検討される間、追加的な資金拠出を一時停止せざるを得ないとの判断に至った」とし、まだ送金されていない3500万ドル(約52億円)分の拠出を停止したと明らかにした。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Nasser Hospital doctors work amid sound of tanks(1/27)

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: US vows to respond to killing of troops(1/29)

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