暴風の中で小型機が見事に着陸、パイロットの技術に驚愕【動画】
イギリスで先日、暴風が吹き荒れる中、パイロットが見事な操縦テクニックを示し、着陸を成功させた。
スコットランドの空港に着陸
その映像は4月6日、チャーター会社「ビスタジェット」の小型機の内部で撮影されたという。
当時、暴風「キャサリーン」が吹き荒れており、スコットランドのエジンバラ空港に着陸しようとしていた午後1時40分には、飛行機は時速80kmの風を受けていたそうだ。
この飛行機の乗客だったゲイリー・ウィルキンソン氏は、コックピットの後方から着陸する様子を撮影。機内が激しく揺れる中で、パイロットが見事な操縦テクニックを見せ、着陸に成功させる姿をとらえた。その瞬間がこちら。
A bit of a WOW landing into @EDI_Airport this afternoon on @vistajet flight 9H-HOC @BBCScotlandNews @STVNews @AviationWeek @Cessna @Wilkinson_Golf @Bengerman96 pic.twitter.com/QuaNfzbFpe
— Gary Wilkinson (@gazzawilk) April 6, 2024
「パイロットの技術にかかっていた」
ウィルキンソン氏と友人5人は当時、ノルウェー・オスロでのスキー旅行から飛行機で戻ってきたところだったという。
しかし当時、暴風「キャサリーン」は、スコットランドの一部に時速144kmの強風をもたらしていたそうだ。
しかもパイロットの1人は、「少し風が強いかもしれない、着陸限界ぎりぎりになるだろう」と警告していたとか。
ウィルキンソン氏も「すべてはパイロットの技術にかかっていました。それは驚異的でした」と振り返っている。下は、着陸後の乗客たちの様子。
Happy landers in the back pic.twitter.com/f294y5HPPd
— Gary Wilkinson (@gazzawilk) April 7, 2024
この日、イギリスの空港では、悪天候のために約140便が欠航になったという。(了)
出典元:BBC:Pilot’s ‘extraordinary’ landing in 50mph Storm Kathleen winds(4/7)