レバノン南部で、国連平和維持軍の兵士3人が死亡、2人が負傷

レバノン南部で、国連平和維持軍の駐屯地付近に攻撃が行われ、兵士が死亡した。
インドネシア国籍の兵士が死亡
レバノン駐留国連平和維持軍(UNIFIL)は3月30日、インドネシア国籍の兵士3人が死亡し、2人が負傷したと明らかにした。(最新の情報では負傷者が4人)
30日にはレバノン南部の村、Bani Hayyan付近で爆発が起き、UNIFILの車両が破壊され、インドネシア国籍の兵士2人が死亡したという。
また29日にもレバノン南部の町、アドシト・アルクサイル近郊で、部隊の拠点付近に落下した飛翔体が爆発し、1人の兵士が死亡していた。
フランスのジャン=ノエル・バロー外相は、レバノン南部で国連平和維持軍を標的とした「極めて深刻な事件」が発生したことを受け、国連安全保障理事会の緊急会合を要請したとし、次のように述べた。
「国連平和維持部隊の駐屯地付近での、このような攻撃は容認できず、正当化できない。フランスはこれらの悲劇の状況について、徹底的な調査を求めている」
インドネシア外務省も、国連平和維持要員への危害は容認できないとし、レバノン南部におけるイスラエルの攻撃を改めて非難した。
6つの村に避難命令
イスラエル軍はレバノンの首都・ベイルート郊外を空爆し続けており、またレバノン南部へも地上侵攻を行っている。
そして30日にはレバノン南部にある6つの村の住民に対し、避難命令を出したという。
イスラエル軍による、ベイルートとレバノン南部への攻撃により、100万人以上が避難を余儀なくされ、1200人以上が死亡。死者のうち約120人は、子供だったとされている。
イスラエル北部の石油施設で火災
またイスラエル軍は30日、24時間以内にイランの170カ所を攻撃したと発表した。
一方、イラン側もイスラエルを攻撃し続けており、北部の都市、ハイファにある石油精製所が大規模な火災に見舞われた。
イスラエル側は、迎撃されたミサイルの破片が施設に命中したとしており、現在、鎮火作業を進めていると明らかにした。
Israeli authorities said they were containing a large fire at an oil refinery in Haifa after it was hit by debris from an intercepted missile.
This comes after weeks of US–Israeli attacks on Iran’s energy facilities, raising fears that critical facilities are becoming targets. pic.twitter.com/BcpQNmFE6B
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 30, 2026
「イランの石油を奪いたい」
アメリカのトランプ大統領は、フィナンシャル・タイムズ紙に対し、「(イランの)石油を奪うことが望ましい」と述べ、原油積み出しの拠点であるカーグ島の占拠を検討していることを明らかにした。
またトランプ氏は、「カーグ島を占領するかもしれないし、しないかもしれない。選択肢はたくさんある」とも述べたという。
その一方で、トランプ氏は、アメリカ政府とイランが「直接的にも間接的にも」会談を重ねており、イランの新指導部は「非常に理性的だ」と語った。
しかしイラン外務省の報道官は、タスニム通信に対し、イラン政府がアメリカと直接交渉を行っていないことを改めて表明。次のように述べた。
「我々が協議したのは、仲介者を通じて受け取った、アメリカが交渉を望んでいるというメッセージだけだ。イランは当初から立場を明確にしており、検討している枠組みを十分に理解している。我々に伝えられた内容(アメリカ側の要求)は、過剰かつ不合理な要求だった」(了)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: US ‘committed to finishing the job’ in Iran, Rubio says, amid fresh strikes in Tehran(3/30)

























