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英空港でイスラム教徒が50回も警察から尋問を受ける、足止めの実態とは?

英空港でイスラム教徒が50回も警察から尋問を受ける、足止めの実態とは?
flickr_Elliott Brown

イギリスに住むイスラム教徒の男性が、バーミンガム空港と警察を非難し、尋問や足止めの実態を訴えている。

 

サウジアラビアから祖母と共に帰国

 

そのイスラム教徒の男性とは、国際的慈善団体「Unite4Humanity」で働くAhmed Aliさん(42)。

 

彼はイングランド中部のダービーシャーに住んでいるのだが、昨年末に聖地巡礼のため家族でサウジアラビアに帰っていたという。

 

そして大晦日に車椅子で暮らす祖母と、家族とともにイギリスのバーミンガム空港に到着したが、その時West Midlands警察に呼び止められたそうだ。彼は次のように語っている。

 

「私は子供や家族といる時も、警察に止められたことがあります。しかし今度は私の祖母もいたのです。これで祖母の聖地巡礼は台無しになってしまったのです」

 

罪がなくても訴えると脅す

 

Aliさんによれば空港に着いた時、祖母の車椅子を押して、体の不自由な人のチェックインエリアを通ろうとしたという。

 

その時、テロ対策の検査のために警察によって足止めされたそうだ。もっともAliさんは、検査用の部屋に入るのを拒否。なぜならそこに入ると、数時間は拘束されてしまうからだ。

 

しかし警察はその時、罪を特定していなくても起訴すると脅かしてきたという。

 

結局、その後1時間近く取り調べを受けるも、怪しい点がなかったため、Aliさんは解放されることに。

 

今まで50回も足止めされる

 

Aliさんはこれまで50回も空港で足止めされたり、尋問を受けたりしてきたそうだ。しかし彼は一度も過激主義的な考えを示したことはなく、有罪判決を受けたこともない。その上でAliさんは次のように訴えている。

 

「(宗教的な)選別は違法です。嫌がらせや差別も違法です。それは馬鹿げています。また法律を破っています。私はイスラム教徒です。でも私はシリアのようなホットスポットには行っていません。私はただ、自分がムスリムでヒゲを蓄えているだけで、非難されると感じています」

 

これまでも多くのテロがあり、警戒することは必要かもしれないが、50回も足止めされるとは、イスラム教徒の人たちにとっては相当なストレスに違いない。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:Muslim man stopped by airport police ’50 times’ accuses them of discrimination(1/3)

出典元:The Derby Telegraph:Tears as Derby charity worker is stopped at an airport for the 50TH TIME(1/2)

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