英のブライダルショップが車椅子のウェディングドレスを設置、注目を浴びる
イギリスにあるブライダルショップが、車椅子に乗ったウェディングドレス姿のマネキンを、ショーウィンドウに飾ったとして賞賛されている。
7500人以上がリツイート
そのブライダルショップとは、ブリストルの近くの町、Portisheadにある「The White Collection」とされている。
この店を通りかかったアーティストのBeth Wilsonさんが、車椅子のウェディングドレスを目撃。写真を撮影し、それをツイッターに投稿した。
するとたちまち話題となり、7500人以上にリツイートされ、3万4000件以上の「いいね」が贈られることに。
また5年間も車椅子生活をしているWilsonさんも「このディスプレーは、自分の気持ちを表しているかのように感じさせてくれました」と語っている。
The new wedding shop in town has a wheelchair using mannequin and it shouldn’t be exciting but it’s the first time I’ve ever seen disability portrayed in a shop window. pic.twitter.com/N5sco2fLJf
— Beth Wilson (@doodlebeth) January 9, 2019
むしろ「稀なこと」が悲しい
一方、この店を姉妹で経営しているオーナーのLaura Allenさんは、この光景が稀であることを悲しく思うとし、次のように述べている。
「最初にディスプレーにこれ(車椅子)を飾る時には、大したことではないと思っていました。好意的な反応を多くいただきました。ただある意味人が驚いて、見直すのは悲しいことです。それは店のウインドウに車椅子の飾られることが、いかに稀であるかを示しているのです」
またAllenさんは、車椅子のウェディングドレスを飾るのは自分が初めてではないと思うとしながら、他のショップでもこの例にならって欲しいと述べている。
「人々が通り過ぎていく多くのブライダルショップでは、スタンダードな痩せたマネキンが見られます。しかし皆が結婚するのです。その人がどんな姿に見えるとか、どのように(暮ら)しているのかは、大きな問題ではありません。結婚式の日は、その人にとって特別な日になるはずです」(了)
出典元:BBC:Bridal shop’s wheelchair window display praised(1/10)
出典元:METRO:Disabled woman praises wedding shop for its window display of mannequin in a wheelchair(1/9)