ミニチュアサイズがかわいい!マクドナルドが“ミツバチ”のための店舗をオープン
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マクドナルドが“ミツバチ”のためのミニチュアサイズの店舗をオープンし、話題となっている。
小さいながらに見た目はマックそのもの!
ミニチュアサイズのマクドナルドがオープンしたのは、スウェーデン。
その名も「McHive」(“hive”は英語でミツバチの巣を意味する)と名付けられた店舗は、小さいながらに外観はマクドナルドの店舗そのもの。
お馴染みの黄色の“M”のマークはもちろんのこと、ドライブスルーのカウンターや広告、さらには屋外の座席まで付いた精巧な造りとなっている。
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その中身とは、実はミツバチの巣箱。ミツバチがその中で暮らせるようになっているという。
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事の発端はミツバチの巣箱を屋上においた5店舗
しかしなぜスウェーデンのマクドナルドは、ミツバチが住むことの出来るミニチュアサイズの店舗をオープンさせるという、アイディアを繰り出してきたのだろうか。
ミツバチは近年急速に減少しており、英国における4分の1の種は絶滅の危機にあるとされる。
世界全体においても、殺虫剤使用の増加や気候変動、生息地と生物多様性の喪失といった様々な要因により、ミツバチの数は減る傾向にあるという。
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そんな中、スウェーデンにおいては5店舗ものマクドナルドが屋上にミツバチの巣箱を設置。
ミニチュアの店舗を手掛けた広告会社「Nord DDB」によると、そのような取り組みは当初店舗独自の試みとして始まったものの今や広がりつつあり、現在では周囲を野生のミツバチのため花や樹木を植えた芝生で覆う店舗までもが現れ始めているとしている。
さらにマクドナルドはこのような試みがスウェーデン国内のみならず、世界各国にまで普及することを望んでいるようだ。
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ミツバチのためのミニチュアの店舗を設置した、スウェーデンのマクドナルド。世界的なミツバチの減少が続く中、日本のマクドナルドにおいてもスウェーデンと同様の試みが行われることを期待したいところだ。(了)
出典:BGR:The world’s smallest McDonald’s just opened, but only bees are invited(5/25)
出典:delish:McDonald’s Created A Tiny Restaurant For Bees That’s An Actual Hive(5/23)
出典:PEOPLE.com:The World’s Smallest McDonald’s Has Opened Its Doors—and It’s Worth Buzzing About(5/24)